勝みなみは「69」で3位　初優勝逃すも「この経験はこれからに生かせる」

　米女子ツアーのロッテ選手権は4日、米ハワイ州のホアカレイCC（6,566ヤード・パー72）で最終ラウンドが終了。勝みなみは6バーディ、3ボギーの「69」と伸ばすも、通算15アンダー単独3位で悲願のツアー初優勝を逃した。

　1打差2位タイから出た勝は、6番までに4バーディを奪うも、8番、14番でボギー。直後の15番、16番のバーディで取り返したが、17番ボギー、18番パーと勝負どころで伸ばせず、優勝したファン・ユミン（韓）に2打及ばなかった。

　ホールアウト後に中継局WOWOWのインタビューに応じた勝は、「出だしにラッキーなバーディが2つ来ていい流れだったが、2つボギーが来てから流れに乗っていけなかった」。それでも「最終組でなかなか伸ばせないかなと思ったが、落ち着いてプレーできていたので、この経験はすごいこれからに生かせると思う」と前を向いていた。

　勝は2週前の前戦、ウォルマートNWアーカンソー選手権初日に「63」を叩き出し、8アンダー首位タイスタート。悪天候のため競技不成立と不運に泣いたが、今週もいい流れをキープして今季5度目のトップ10入りに繋げた。