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飛びを実感できるゼクシオ3兄弟「クロス」「プライム」「テン」を試打

更新日:2019/06/15 15:26
飛びを実感できるゼクシオ3兄弟「クロス」「プライム」「テン」を試打

 

my caddie 編集部です。

先日、住友ゴム主催のゼクシオ3兄弟比較試打会で、クロス(CROSS)、プライム(PRIME)、テン(X)アイアンを打ち比べてきました。

クロス

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クロスは「ストレートに打てて、なおかつ飛距離が出る」という印象。上から見るとけっこう分厚いのですが、打ってみると抜けがすごく良かったです。

フェースは2.0ミリとゼクシオ史上最薄! この薄さが初速アップそして飛距離アップに繋がります。また、トゥ側に重心が寄っていることでフェースがブレにくくなります。

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プライム

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プライムは「よく捕まって、飛ぶな」と思いました。理由としては上からの見た目。アップライト気味に見えるので「捕まりそうだな」と感じることができます。また、低重心設計となっているので、特にフェースを開いたりしなくても自然にボールが高く上がります。

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テン

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テンは「やさしく思ったところにボールを置けるな」と実感。上からの見た目はペイントの具合で薄く見えるのですが、ヘッドサイズが大きいので安心感があります。プライムとクロスと比べるとテンが「ザ・アイアン」という見た目をしているなと筆者個人は感じました。

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打ち比べた結果

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カーボンとスチールだと感じ方が変わってくるので、スチールシャフト(NS870EDST)のクロスについては後ほど。

飛距離で言えばクロスが一番でした。平均飛距離が190ヤードとぶっ飛びです! ではテンが飛ばないのか? それは違います。なぜならロフト角が違うからです。

25°:クロス
28°:プライム
29°:テン

となると凄いのがプライム。クロスとさほど変わらない飛距離が出ました。その分といってはアレですが、左右のブレが大きめです(それでも許容範囲!)。

プライムとクロスがぶっ飛びなのは一目瞭然ですが、テンも普段自分が使用しているアイアンより10ヤード(1番手)飛んでいたので全種類で飛距離アップが望めます。

打っていて一番驚いたのは「弱い球が出ない」ことでした。左右ブレを見ると右に行くことがほぼなく、球質的にはドローボール。この日は無風でしたが、アゲインストでも問題なく戦えるなと思いました。

最もマッチしていた、打ちやすかったのはスチールシャフトのクロス。理由は単純で普段使用しているアイアンがスチールシャフトだからです。シャフトの種類、硬さは非常に重要で、自分のスイングにあったシャフトであれば、197ヤードも飛ばすことができます(笑)。


プライムドライバー



標準シャフトのゼクシオ プライム SP-1000 カーボンシャフトは46.5インチ。

「長すぎて当たらないかも」と思ったのですが、36gと軽量、なおかつヘッドのクラウン側トゥ・ヒール側が薄くなっているので違和感なくスイングすることができました。

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まとめ


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クロス、テン、プライムは共通して「飛び」ます。従って、重要なのは「飛び」以外に何を求めるかです。短所はそのままで長所を伸ばしてくれるクラブを選ぶのか、欠点を補ってくれるクラブを選ぶのか。

クロス:ぶっ飛び×一直線 あなたのコースマネージメントが、大きく変わる

テン:上がりやすさ、構えやすさ、飛距離性能を同時に実現

プライム:もっとつかまえたい、もっと飛ばしたいあなたへ

とそれぞれコンセプトがあります。どれが合うかは試打しないと分からないですが、素晴らしいクラブだということは間違いないです。

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ゼクシオのクラブで「ピンそば」に寄せて好スコアを目指しましょう!

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