my caddie 編集部です。
2021年11月12日に発売されるプロギアのegg(エッグ)44ドライバー(税込88,000円)を一足先に試打してきましたのでレポートします。
「ブンブン振って、ガンガン飛ばす。私は、ミート率で飛ばす。」
これがegg44ドライバーのコンセプトで、シャフトの長さは何と44.5インチ。一般的なドライバーのシャフト長は45.5インチや45.75インチだと思いますが、それより1インチも短い…。
しかも、ローカルルールが追加されるほどロングシャフトの人気が高まっている中で、逆を行くegg44ドライバー。
確かにシャフトが短いとミート率は上がりますが、飛距離は伸びない印象が強い…。
ダスティン・ジョンソン選手は飛び過ぎてしまうので短いシャフトを使用していますが、それは超飛ばし屋の話…。
いきなり結果を。
クラブAとBがLSドライバー、CがRSドライバー、Dがegg44ドライバー。最も飛んでいたのがegg44ドライバーでした。
なぜ、LSやRSより短いegg44が最も飛んだのか? それはヘッドにあります。
ヘッドの重さがプロギア史上最も重い「208g」。インパクト効率が上がるので、シャフトが短くとも飛距離が出るのです。
もちろん短いので振りやすいのは確か。ただ、ヘッドが重くないと飛距離は出ません。いくら45.5インチのドライバーを1インチ短く握っても、ヘッドが軽ければコントロールが上がるだけで飛距離アップには繋がりません。
これは意識的な問題になるのですが、ヘッドの大きさはLSやRSと変わらないのですが、デザインのせいか物凄く大きく、そして重そうに見えます。
例えるならば振り抜けるハンマーでしょうか? いかにもボールを叩き潰してくれそうな見た目をしています。
フェースはルールギリギリでお馴染みの高反発「nabla neo」フェース。高精度のCNC MILLED加工が施されているフェースなので高反発かつ丈夫。これも飛距離アップに繋がる大きな要素の一つです。
試打していて「44.5インチより短くすればもっと振りやすくなって飛ぶのでは?」と思ったのですが、開発時のテストでヘッドスピード40m/sの人が42インチ、43.5インチ、44.5インチ、45.5インチを打ったら、44.5インチがベストだったようです。