オリジナル588からの乗り換えです。 フォーティーンRM11やミズノMP-R12 と試打し、クリーブランドに落ち着きました。 ソールの加減がよく、ヘッドの抜けの挙動は申し分ないです。 また、ネックが長い（オリジナルの588より長い）ので重心が高く、レーザミーリングも手伝ってスピンがよく効きます。 購入に先だって試打しましたが、打感でRM11が脱落し、MP-R12とは悩みましたが、最終的にはソールデザインにオーソドックスさを求めてCG17にしました。（MP-R12のソールデザインはトレーリングエッジがグラインドされており、抜けはいいのですが、バンカーに多少難点を感じました。） CG17は振った感じはとても素直で、打感もよく、スピンも十分にかかり、全体としてバランスの良いウェッジです。 これまでは、ノーメッキの588RTG（ロジャーツアーグラインド）の56度　60度を使い分けていましたが、58度1本で（LW,SW)両用として、その分、UTを増やそうかと考えています。

打感はとてもよいです。 繰り返し、同じ弾道（高さ、距離、曲がり具合）で打ち続けることができ、球が落ちて行く場所がそろう。 アイアンとはこうあるべきだ、 というものが小さなマッスルバックの中に詰まっているようです。 ?美しく、シンプルな造形の中に機能が忍ばせてある。 キャディバックから取り出したときにわくわくする。 ?構えやすく、また、構えた時に弾道がイメージできる。 構えると、雑念が消え、すっと打てる。 ?ボールの落ちる軌道が一定で、落ちる場所はまるで運命で決められているよう。 スイングと、落ちる場所の関係が明確にイメージできる。 ?アイアンは、距離を稼ぐクラブに非ず、距離を刻むクラブにあり。 ノーマルロフトで、ショートアイアンの距離ピッチが一定で、ウェッジとのつながりもよい。 欠点があるとすれば、多少抑え気味に打っても弾道が運命的に高いので、その部分は多少使いこなし方を覚える必要があると感じる。（フォワードプレスの度合いなど）。ドローに関しても（書くと長くなるので割愛）然り。 他のクラブと試打して打感のよかったMP63を、さらに軽く凌駕する打感の良さ。 打感がよいことがスコアに直結するかは別問題ですが、アイアンについて、学ばせてもらえそうなアイアンと出会えました。 フィッターの方、ありがとうございました。