200Y＋を狙うクラブとして購入しました。 約１年半使用した結果としては、個人的には弾道が低い為グリーンに止めるのは難しいですが、ロングホールの2ndやラフからのショットでミスなく使えており、まずまずと思っています。 購入を考えられている方は、以下の点に気をつけられると良いかと思います。 ユーティリティ全般に言えますが、NS950の場合クラブ重量が＃3で400ｇもあります。ウエイトフローからするとアイアンのシャフトはDGとバランスします。シャフトがNSの方は、＃4アイアンで390ｇ程度と思いますので、カーボンシャフトが選択肢になると思います。 ライ角・ロフト角を調整できる機能を持っていますが、ライ角とロフト角が 連動して変化するので細かな調整はできないと思います。持ち球がフック系のため、高いスライス弾道の設定にしたいのですが、この調整ができないのでノーマルポジションで使っています。 この部分に関しては、タイトリストの方式が調整しやすく使いやすいと感じています。（タイト913Hに変更するか悩んでいます。） 他の方も言われているように飛距離はRBZなどと比較すると少し落ちます。 その代わりコツを掴めば、方向性はよく球筋をコントロールしやすいと思います。（ドロー/フェードの打ち分けも可能です。） もともと打感は期待していませんでしたが、RBZなどと比べて悪くはないと思っています。 最後になりましたが、グリップも白で汚れが目立ちます。私は半年で黒のグリップに交換しました。

既に旧モデルとなりましたが、中古ショップで見かけますので、皆さんの参考として２年間使った感想を紹介します。 先ず、雑誌等で簡単なタイプと評価されていますが、実質的には中級者向けと思います。 ○○○５でライ角を測定しそれに合わせたものをメーカーに発注しました。 ※購入後にライ角調整すると、メッキにシワが出ることがあるとのこと。 購入後のクラブ測定では、重量・バランス・ロフト・ライ角等総て指定通りでバラつきはなく、納入まで２ヶ月待ちましたが良かったです。 前に使っていたクラブに比べるとかなりアップライトになったので、使い始めはフック／ドローが出て癖を直すのに苦労しました。更にバランスをとるためウェッジもライ角を修正しました。どのクラブでも同じですが、ライ角を調整すると球筋も変わる・他のクラブとのバランスも変わることを考慮したほうが良いです。（メーカーの異なるクラブを組み合わせる場合も） またこのモデルはストロングロフトで今までのクラブより１番手近く飛びましたが、＃４〜６の距離の階段が上手く作れませんでした。この為、購入後に＃５〜＃９を1〜2度ねかせて調整しました。 標準品の場合は、＃４は止めてユーティリティを使われることを勧めます。 このとき調整したクラフトマンによると、ヘッド自体は結構やわらかく調整しやすかったとのこと。購入時の話とは違ってシワは出来ていません。 以上の状態で使った私の個人的な感想は、以下の通りです。あくまで個人的な感想なので、間違っていたらご容赦を。 ○スイートエリアは広めですが、芯を外すとそれなりのフィードバックがあります。更にシャフト（ＤＧ）の関係もあるのか、ヘッドスピードがある程度以上の場合ミスもそれほど大きくなりませんが、ヘッドスピードがないとミスが露骨に出るクラブと思います。その意味ではヘッドスピードが遅い方は手を出さないほうが無難と考えます。 ○軟鉄鍛造と言われていますが、キャビティ・インサート等の構造のためか、打感はそれほど良いとは思えません。 ○溝がルール適合の初期・飛距離重視のモデルの為か、以前のクラブと比べスピン量が少ないようです。スピンで止めるよりも、高さで止めるようになりました。ただ、高い球筋は打ちやすく、風の影響も少ないようです。 ○大型ヘッドの割りにヘッドが返り易くボールを摑まえやすいため、ドロー系を打ちやすいです。スライサーには良いかも。 ○最後に、ヘッドのスコアライン部分も他の部分と同じ光る仕上げなので、スコアラインが見づらいことがあります。 最後にこのクラブに合うプレーヤーは限られると思いますので注意が必要ですが、上手くマッチングした場合、強い武器になるクラブと思います。