現在のクラブは i25 NS Pro 950GH フレックス S i アイアン #7の MODUS3 TOUR120 フレックス Xと S, DG S200の3本をレンタルし、コースと練習場で打ち比べました。もう1本は PWの MODUS3 TOUR105 S。 MODUS3 で打った時の打感はとても心地よい柔らかさでした。MODUS3のしなやかさとiアイアンの431ステンレスの柔らかさ(薄さ？)が一体となって感じられた。一方でDGで打った時は、ヘッドとシャフトを別々に感じました。431ステンレスに対してDGがやや硬いのでしょうか。ただ、左につかまり過ぎたときにはさほどの違和感もなかったので、ダウンブローに打ち込むひとには合っているのかもしれません。私はシャローに入るレッスンを受けていますので。 打球の方向性の点で、MODUS3のXとSは全く別のシャフトのように感じました。Xで打った時は打球が安定していて、160yd先の着地点で左右それぞれ2-3yd程度のブレでした。もちろん、完全にミスしたときは左右に大きくそれますが、サイドスピンが少ないのか、ボールが逃げていくような打球ではなかった。 一方でMODUS3のSでは、良いスイングをした時にはXと同じ玉が出ますが、軽くミスすると左右に5-10ydほどブレ、完全なミスの時には玉が逃げていくようにそれます。コースに出た時には結構な差になるかと。 素人考えですが、XとSの方向性の違いはサイドスピン量の他に、シャフトの安心感もあるのかもしれません。私の悪い癖はトップで右手をこねてフェイスが水平になることですが、Sの柔らかさのせいでヘッドの挙動に不安を覚えて、トップに来るまでに手首で調整しようとしているのかも。 i25と比較したiアイアンの特徴は、打感の柔らかさ、飛距離、トップ/トゥで打った時の寛容性、だと感じました。 i25の打感も気に入っているのですが、iアイアンと比べるとやや硬く感じます。特にフェイス下部に硬さを感じる。 飛距離は#7で半番手弱くらい、3-4ydほど伸びている印象です。ロフトが1度立っていることと、シャフトが1/4インチ長いためでしょうか。また、MODUS3のXのほうがSよりも2-3ydほど飛距離が伸びていました。これはXの安心感でミート率が上がっているのかもしれません。 トップやトゥで打った時の寛容性もiアイアンのほうが高かったと思います。ボールの底から3-4mmほど上、地球で言うとオーストラリアの南側の海のあたり（笑）で打った時には、5ydほどのロス。オーストラリアのあたりで打つと流石に完全にトップしました。431ステンレスのお陰で低重心化されたためでしょう。何よりも大きいのは、「多少トップしても大丈夫」という安心感です。林間のベアグラウンドからトップ気味に入れて160yd飛ばせました。2mほどの打ち下ろしでしたが、安心感があったのでクリーンに打てたのだと思います。 悩ましいのは、クッシンの10gを入れると流石に重過ぎそうなこと。MODUS3 105でもXをレンタルしてくれるとありがたいのですが。 i25を4月に買ったばかりですが、iアイアンとMODUS3 120 Xの組み合わせは買い替えを真剣に検討させるほど、素晴らしいものでした。