他の方も言われているように、ＭＰ-３３がランキング１位ということで投稿します。 １５年以上も前のアイアンですが、今でも世のゴルファーに支持され続けているとは、もはや上級者向け現代版標準モデルといえる名器ではと思います。 私は、ＭＰ-３２（モーダス）とＭＰ-３３（Ｓ２００）を所有し、最近では少し軽く私には実戦向きのＭＰ-３２の出番が多くなっており、ＭＰ-３３は主に練習用というのが実状です。共に古いアイアンですが、最近のアイアンにはほとんど興味がなく、これら以外に欲しいと思えるものは今のところありません。なにより顔がよくすっきりシンプルなところも気に入っています。 ＭＰ-３２は、ソールが厚い分拾い易く捕まりも良いため、ショートアイアンが若干左に行きやすい面がありますが、打感は非常に柔らかく手応え十分です。 それに比べてＭＰ-３３は、ミズノの伝統を受け継いだ基本通りという感じで、これといった特徴がほとんどないアイアンだと思います。 操作性重視という訳でもなく、捕まりが良くも悪くもない、当然ボールは飛ばないし上がりやすくもない、ほとんど全てが標準仕様です。 打感は個人差があると思いますが、ＭＰ-３２に比べると少し硬めという感じもしますが、慣れればまったく問題ありません。 基本的な弾道は、抑え気味の中弾道ストレート系、安定したスイングのゴルファーにとっては、左右の打分けも容易に出来るのではと推測できます。 スイング通りの球しか出ず、打った瞬間にショットの善し悪しが分かるため、スイング作りには最適、自分のスイングの不安定さが良く分かります。 ただ、しっかり芯で捕え振り抜けた時の感覚と強く真っすぐの弾道には最高も気分で、自分がかなりの上級者になった錯覚に陥ることも。 古い話で申し訳ございませんが、私は永らくミズノのアイアンを使い続けており、ＭＳ-１とＭＳ-１１の２セットだけは残しています。 このＭＰ-３３は、保存３セット目として手元に残しておきたいアイアンです。