購入してから10ラウンド後の感想です。 先ず、大手メーカーから最近販売されているFWのようなオートマチック感は ありません。FWが苦手な方は手を出さないほうが無難だと思います。 ＊FWで球が上がらない人、ドライバーでスライスが出る人にはお勧め しません。 FWが普通に打てる・得意という人であれば、今以上に飛距離と方向安定性が 向上するでしょう。 飛距離・方向はシャフトでも変わると思いますが、私は42.75インチ、重量は 345g　D3.5で組んで貰いました。 他の方が仰っておられたとおり、シャフトは重め・柔らか目を選んで正解 でした。 球が左に行き難くなったので、ロングの2打目、短いミドルのティーショット でのプレッシャーが緩和されました。 飛距離・方向にも増して秀逸なのが打音と打感です。打音は“チン”“キン” という音はせず、どちらかというとアイアンに近い低音。 打感はシャフトとの相性もあるのでしょうが、非常にソフトでこれまで使って きたFWには無い感触です（個々人の好みによりますが）。 但し、ヘッドの後ろに付いている muxiikの刻印は未だ好きになれません。 ＊普段は見えないので気になりませんけど。

昨年のクリスマスイブに受け取り、約一か月間使っています。 ＊暖かい国で10ラウンドほどした後のレビューです。 まずは噂の飛距離ですが、今までのクラブに対し絶対飛距離で勝るという事は無いと思います。ただし、過去の所謂“今日一”とか“最長不倒”に近い距離が安定して稼げるので、平均飛距離への寄与度は非常に高いですね。過去のランを入れた平均距離はキャリーで超えるので、二打目の景色が本当に違います。今まで避けていたハザードを超えて行けるので、スコアへの貢献度も高いです。 一部雑誌かウェブで、H/S45以上ではメリットが無いような記事もありましたけど、振れば振るだけ飛んでいると思います。 但し、距離が出るので方向が重要になりますから、良いスイングをするのは勿論、シャフト選びも本当に大事だと実感しました。私は発売になってから日の浅いLOOP LXのSXを、合わなければ他に替えれば良いと考えて挿しましたが、H/S44から48（TRACKMANで測定）で十分振れます。これ以上のシャフトというとセブンドリーマーかな？と考え中。 ヘッドなのかシャフトなのか判りませんけど、ドロー系よりもフェード系の球の方が飛距離が出易いように感じます。 ヘッドの性能を活かそうとするとシャフトも高価格な物になり、決して安くない買い物ですが、しっかりとしたショップで自分に合うようキチンとフィッティングまですると、非常に高い確率で“未知の領域”に踏み込めます。