​言わずもがなのボーケイ。製作者のボブ・ボーケイ氏いわく「ウェッジは友だち」と。これを使ってれば間違いナシ！という安心感は、そんな言葉からも感じ取れます。長らくは52度/58度という組み合わせにしてましたが、100Y圏内&〜グリーンまわりをより簡単にしたいと思い、50度：グリーン手前に​バンカーがあれど、また風がアゲてても100Y手前から確実にオンさせる。56度：主にバンカー＆45-55ヤードの寄せ仕事に、60度：バンカー越しのグリーン・ピン手前や、グリーン奥など下り傾斜からのアプローチetcと使い分けをするようにしたら、またスコアの縮みを感じるこの頃です。

使ってるだけで、自然にパッティングというものを学ばせてくれた1本です。最小ベストは完全ホールアウトで26ストローク。この数字に肉迫できた他の愛棒はまだないです。ゴルフをやる以前に、ビリヤードに興じていたことも幸いしたのか、この2-BALLは使い始めて10年以上、未だに手放すことを考えたことがありません。他のネオマレットパターと併用はしてるものの、パターの調子が良くないと迷わずコレに戻してしまうぐらい厚い信頼をおく1本です。

33インチ、オリジナルグリップで使用中。別名・JAIL BIRD（牢屋・鳥カゴ）と呼ばれる隠れた名器です。スクエアに切り抜かれたセンター部分、そしてホワイト×ブラックのアライメントが集中力を高めてくれます。パターはネオマレットタイプを好んで使用してますが、テーラーメイドのスパイダーのような分厚い形状だと、パッティングラインによってはストロークの強弱（緩急）が掴みずらく感じる場面がある一方で、本パターぐらいの厚さだと、その感覚も掴みやすく、操作しやすいかと。中古市場でもなかなか見かけなくなったので、もし発見したら即ゲットをおすすめします！

ブリヂストンの初代GRアイアンにて100切りを果たした以降、嗜好に合ったマイアイアンを入手して、さらなる精進をはかるべくメーカー各社をくまなくリサーチ。結果、語れるだけの十分なヒストリーをもちながらも、マイノリティな匂いも同時に放つCOBRA愛好家へ。最初はAMPアイアンを使用するも、2016年にHOT LISTで金賞を受賞したKINGフォージドTECアイアンに乗り換え、はや4年目を迎えます。評判取りの完成度と操作性で心強い武器であると同時に、COBRAらしさがしっかりと継承されたデザインはまるで飽きがこず、後発でリリースされたワンレングスアイアンは少し気になれど、まだまだこの先も使い続けたいそんなお気に入りの存在に。周囲のゴルフ仲間はもちろん、頻度高く行くコースや練習場でも、他人様のギアを脇目でチラチラとチェックしてますが、まだ被ったためしもなく。その点も気に入っています！

ゴルフ歴10年を迎える頃。それでもドライバーだけがなかなか定まらず、遡ればブリヂストン、タイトリスト、キャロウェイ、コブラなどを試しながら渡り歩いていたのですが、テーラーメイドのM2と出会い、コレが見事にパシッとハマって、エースとしてこの1本で勝負できるという境地にようやく到達。ほか所有していたドライバを全て処分することができました。シリーズとしてはM3・M4以降、TwistFaceが搭載され、また別物・別次元！といった評価を耳にしますが、ヘッドスピード40前後で元々スライサー、中肉中背で平均スコア90台前半のアベレージゴルファーであれば、もうこの水準のクラブを握っていたら何も問題ないでしょう。完成され、長く付き合えるでありましょう、まぎれもない名器です。