パターと同様、ウェッジ選びには好みが強く反映されます。 もともと打感に拘りはないのでステンレスを買いましたが、ぼくにはそちらが合っていたようで軽やかな打感が気持ち良いスイングリズムを作ってくれます。 開いて積極的に上げていっても使いやすいですし、右足の外10cmくらいに置いてハンドファーストでぶつけていっても抜けが良い。 新設計のソール形状が良いのか、バランス、見た目の雰囲気が合っているのか？ とにかくこれまで使ってきた何10種類のウェッジの中で最高の使い勝手です。 ホントは皆さんにおすすめしたいモデルですけど、ウェッジばかりはねぇ……、ということでオススメ度6pとしました。

ボールの性能で飛距離が伸びるというのはわかる。しかしスピン性能というのがわからない。「欲しい時にスピンが良くかかり、そうでないときはかからない」というところでスピン性能が良いと判断するのだろうか？いつだってかかり過ぎてしまうのは困るし、かからないのはもっと困る。ま、何れにしろ、かけるかけないのテクに関してはボールの性能よりゴルファーの腕に依存するのであろうから、結局ぼくのような甘トロには適度にスピンがかかり、よく飛んでくれるこの333のようなのがベスト。 近所のショップにいつも置いてあり、ホームコースの売店でも買える。 際立ってどこがいい、というところはないけれど使いやすいいいボールです。

PING ANSER、クリーブランドの8802復刻版など長いこと古いパターがエース。理由は72度のライ角が合っていたから。ただ限界も感じていて、よりスムーズにイン to インの軌道で振りやすいややフラットなライ角のモデルを探していました。 Yes!はかなり派手。スタジオ……は余りにメジャー。ブラックシリーズでインサートなしの“お利口そう”なこのパターに心惹かれました。購入当初はフラットなライ、といっても一般的な70度です、に違和感がありましたが、シャフトの入り方が僕にとってはぴったりで方向も取りやすく、カーペット上で打ちこむこと2週間にしてコースデビュー。結果はタッチも方向性もかつてのエースたち以上で、とくに例のライ・ロフト・シャフトの入り方の静的スペックのピッタリ感に加え、タングステンウェイトによる球足の伸びと安定性は素晴らしく、取り敢えず買い替えは成功。これがハネムーン効果でないことを祈りつつ練習に余念がない僕なのであった。

アイアンもテーラーに落ち着いたことだし、きれいなブルーのシャフトが春らしい気もして購入。 なので、単なるツアーバーナーだと思っていて、後からレンジで「TP」だって気がついたぐらいの迂闊な買い方。 「やば、難しいほうじゃん」とは思いましたが、構えやすいし2度オープンのせいか球筋は安定しているし、なにより捻れずかつたわみも感じられるという絶妙のシャフト設定でヘッドがよく走ってくれて、ボールも上がりやすいし、このクラブとの偶然の巡り逢いが不思議な感じ。 ポツンと売れ残っていたのにね。 距離をあまり犠牲にせずに、ラインを出していきやすいクラブだと思います。

下にもコメントした者です。NS950が余りに好調なため、以前のエースシャフトだったらどうなるんだろう？と興味もあって購入。 結論としては「もし振れるならDGの方がより“らしく”このクラブを使えるのでは？」ということです。 クラブの重みを感じながら、タメをしっかり作って振ってやれば、比較的シャローで面長なヘッドは簡単にボールを拾ってくれます。この辺りがDG＋軟鉄ヘッドのアイアンの醍醐味であり、ちょっと巧くなっちゃったんじゃないのオレ？感はかけがえがありません。 NSの方がプレーンから外れた場合や手打ちになってしまった場合の修正が効く分、実戦では働いてくれそうなんだけど、本来は良いリズム・安定した飛距離と球筋が得られるのはDGだと思います。NSだとホップしたり、飛びすぎたりということがままありますね。 ということで、このクラブを使いこなせるのは上級者さんなんだろうだけど、ホントに上手な人は何でもOKでしょうから、ここはひとつ発展途上・意欲シッカリの中級者さんにこそ相応しいモデルであると言い切ります。 アタシもしばらくは昔ながらのDGS200装着のモデルでいこうと思っています。 あ、あとシャフトの違いなんでしょうが、打感はDGモデルの方が柔らかいです。

「ヒット間違いなし……」云々は抜きにして、7点満点中の6点。−1点は決して多くの人に勧められるタイプのクラブではないから。 クリーブランド、CG-1からの買い替え。DGがちょっと辛くなってきたので楽をしようとNS950を使うための選択。シャフトがあっているのか結果は自分としては満点のクラブ。 比較的低重心に長めのブレードなどのためか、メディアの評価に比べてとても打ちやすい。少々スイングが安定してきた人だったら使いこなせると思います。 打感は昔の軟鉄フラットバックを知る者からは軽すぎ、弾きすぎの感があり、方向性は操作性とは排反事象ですので両立しなくて当たりまえ。けれども「この手のクラブとしては」水準を上回っていると思います。 ただしシャフトによるものか、細工に対して過度に反応することがあり、この辺は現代的な思想のもと作られているのか、余り小細工せずに攻めよということなのかもしれない。