ゴルフ歴３２年にして、初めてのスチールシャフトのアイアン購入。 非力でありスウィープにしか打てないので、低重心の拾いやすくて高く上げやすいアイアンを求めて、Ｐ社のアイアンから買い替え。 事前段階として、アプローチ・イップス気味になり、オートマチックなウエッジをとＮＳ９５０のシャフトにて購入。 アイアンセット以外のウエッジ購入もこの時が初めて。 さすがにフルショットだと「重いっ」けど、フルショットしないからこれで良しとの感覚。 しかし、驚いたのがスチールシャフトの方向性の良さ。 「変な曲がりが出にくいから、狙った方向に打ち出せるなぁ。」 飛ばすよりも寄せるクラブであるアイアンはこのポイントだと痛感し、 某量販店にてカーボンシャフトと両方試打した上でＺＥＬＯＳ７の方を選択。 この軽いスチールなら普通に振れるし、機械による計測結果も良かった。 ただし、飛距離性能はカーボンシャフトに軍配。 なれど、アイアンは飛ばすクラブではなく、寄せるクラブ。 非力だからと自覚して、最初からスチールシャフトを選択肢から外していた方は、騙されたと思って、ＺＥＬＯＳ７を試打していただきたい。 販売担当のＴ女史によれば、 「弊社の買戻し制度を利用して、カーボンからスチールの買い直される方はいますが、スチールからカーボンに買い直される方は皆無です。」 との情報からも、スチールシャフトの性能を評価されている方が多い。 パーオン率が高まり、バーディートライも増えて、ゴルフが更に楽しくなりました。

今シーズンは絶不調なので、シビアな評価が難しいのですが、 昨年のPHYZプレミアムと比較すると、打感が少ししっかりした感じかな。 直進性が増したような気はする。 もともとスピン性能は期待していないので、その点は二の次とします。

以前Ｋ社の４７インチ（ＳＲ）を愛用していたので、 それと比較しながらお伝えします。 バランスがＣ３と軽いので、クラブを体に巻きつけるようなイメージ （グリップが体の近くを通る）でスウィングすれば、長尺のデメリットである「振り抜きにくさ」「飛球方向のバラツキ」は感じません。 個人的な所感になるけれど、「長尺なれど素直なクラブ」です。 ミスショットは、変な欲に駆られた時に出現する程度です。 同じＳＲでもＫ社に比べるとヤマハは軟らかく感じます。 バランスも軽いため、インパクトで「シバいた」という感覚が残りません。ミスショットしても同じような感じです。 同伴者から「ナイスショット」の声をいただいて、勇んで落下地点に行ってみると、「なんだ、この程度か」と思うときが多いのは、 長尺によるヘッドスピードの向上も、バランスの軽さによる衝撃度の減少で相殺されてしまうためでしょうか？ スペック的にも「飛距離を切望するシニア向けのドライバー」 というコンセプトでＲとＳＲの選択肢しかないのでしょうが、できれば Ｓシャフトが選択できるようになることをメーカーに強く希望します。

今年に入って、パターが絶不調に陥り、やけくそになってぶっつけ本番でこれをキャディバッグに放り込みました。 その結果、それまで３９、４０というラウンドパット数が３３、３１に。 マレット型のセンターシャフトだからなのか、芯の狭さは感じませんでした。特筆すべきはショートパットの方向性の良さ。ほぼノーミスと大変身を遂げました。利き目の真下にボールがセットされる基本に忠実なアドレスをされているのであれば、パットに悩んでいる方は、試しに使ってみる価値はあると思います。

皆さん、飛ぶ、飛ぶとのたまいますが、それ以上にハイボールが出ます。 小生はダウンブローでバックスピンなどというスキルが全く無くて ウエッジのミスはトップ気味のボールが出やすいスウィーパーですので、 とにかく低重心のアイアンしか良い結果が出ません。 そんな方には、このアイアンは超お薦めです。 Ｔ５０２銀がフレックスＭ−４０で小生にはぴったりなので、 その流れでＥＧＧも同じ硬さのカーボンシャフトを選択しましたが、 大型で重めのヘッドに合わせる為か、ドライバーより硬く感じますが、 許容範囲内で使えています。 上がります。上がるから飛びます。 そして、以前のアイアンでは出やすかったシャンクやダッグフックが 減りました。殊に左へはサブグリーンに行っていたボールが グリーンエッジで留まる、というイメージの曲がり具合です。 操作性に低評価なのは、曲がらない（曲げる技術が無いから曲げられない）という感覚からです。

気さくな仲間でラウンドしたときのことです。 Ｈ氏はＰＲＧＲのＴ５０２銀のＭ−４０、 Ｔ氏は藍ちゃんのＶｉＱ（フレックスは失念） 小生はこのＤ−ＭＡＸの４７インチのＳＲです。 それぞれが、時々他人のドライバーを借用してティショットしました。 小生はＴ５０２がフィニッシュまで振り切れて好感触。 方向性も良く、「簡単に飛ばせるなァ」 Ｔ氏はＤ−ＭＡＸが「振りやすい。ＶｉＱと交換して」 Ｈ氏はＤ−ＭＡＸについて「グリップが古くて滑る。要交換」 このようなコメントで参考になりまっしゃろか？ Ｄ−ＭＡＸですが、Ｔ氏のように４５インチ使用の人が 初めて４７インチを使用してのコメントですから、 飛距離を渇望される非力なゴルファーは、試打してみてはいかが？ 小生はＳヤード（Ｒ−１、４５インチ）からの乗換えです。 長くなるのでヘッドが暴れないように、ＳＲを選びましたが正解でした。 ちなみに小生はただの町人で、キャスコの関係者ではありません。 ちなみにユーティリティもパワートルネードです。 お後がよろしいようで…。