3月に新発売の「ＮＥＷＰＲＯＶ1」とプライベートで先週9ホールづつの比較をしてみた。ドライバーについてはＺ-ＳＴＡＲのほうが球離れは早く、Ｖ1は伝統のヘッドへの喰い付きぶりは変わっていない。飛距離は同等（ヘッドスピード42ｍ/ｓｅｃ程度）でＺ−ＳＴＡＲのほうがオートマチックに真っ直ぐ飛んでゆくようだ。ウェッジにおいてはドライバーとは逆にＺ-ＳＴＡＲがフェースに喰いついてくる。その分スピンもよくかかり、慣れるまではＶ1のほうがコントロールできそうだ。大きく評価が変わるのはパッティング。Ｚ-ＳＴＡＲは超ソフトタッチなのに転がりが抜群に良い！ショートか？と思っても伸びがありカップインというホールがいくつかあった。速いグリーンで戦う競技志向の方にはお勧めだ。両社ともプロユースに耐えるコンセプトだが、アベレージゴルファーにはＺ-ＳＴＡＲがやさしいボールの感じがした。

多分市販品で一番柔らかいボールだと思います。ディスタンス系の硬いボールに慣れている人は扱いづらいかな。プロの使用が多く、Ｖ1ｘに人気が集まっているようですが、ヘッドスピード３８−４２ｍ/secのアマチュアには、飛びの効果があまり期待できないのでは？

普段はＰＲＯＶ1を使用。あのヘッドに食いつくフィールが大好きなんで。キャロウェイから新タイプ（ｉＸ）が出たのは知っていましたが、やや硬めの情報もありｉが出るのを待ってました。発売後早速購入し、使用してみました。第一印象はＶ1ほどの柔らかさはなく、Ｖ1ｘとの中間の感じです。飛距離はＶ1程度、芯をヒットした時は１０ヤード程のびた感があります。感心したのはアプローチを含むアイアンショット。弾くような感触ですが、とにかくスピンがかかりグリーンを捉えていきます。キャディさんにも「プロみたいな球打ちますね」とお世辞を言わせるほどでした。アプローチに関して、５０ヤードぐらいからはスピンを意識して打つとほんとにバックスピンがかかり、戻ったのにはビックリ！少しオーバー目でないとすべてショートします。打感は慣れてくれば気にならない程度。総合的にはＶＩを研究して、見事に超えたかな？と最新のテクノロジーに感心させられました。