テーラーメイド ゴルフ(株)は、世界トップクラスの選手が使用する5層構造ツアーボールの『TP5 ボール』シリーズに、ボール初速を上げる「スピードレイヤーシステム」を搭載し飛躍的な進化を遂げた『TP5 ボール』『TP5x ボール』を2019年3月中旬に発売する。
5層構造の『TP5 ボール』ならびに『TP5x ボール』は、3層の「トライファストコア」と2層の「デュアルスピンカバー」から成るテーラーメイド独自のボール構造を採用し、ウッドやアイアンの飛距離性能、アイアン、ウェッジにおけるグリーン周りの操作性やスピン性能、ショートゲームのフィーリングいずれにおいても高いパフォーマンスを発揮する。
ボール初速を上げる「スピードレイヤーシステム」はコアから外層に向けて段階的に硬くなる4層で構成され、特に4層目には今回新たに開発した従来より30%高弾性な素材「HFM=HIGH FLEX MODULUS(ハイ・フレックス・モデュラス)」を採用することで、ボール初速の飛躍的な向上を実現。
さらに前モデルよりも大きくなったソフトコンプレッションの3層「トライファストコア」が低スピン・高弾道を可能にし、外層のカバーに採用したソフトキャストウレタンの「デュアルスピンカバー」はグリーン周りでの自在なスピンコントロールと優れた打感をもたらす。
テーラーメイドのボール研究開発担当ディレクターであるエリック・ローパーは次のように述べている。「新たに開発された高弾性素材『HFM』に加え、インパクト瞬間のクラブとボールの相互作用を研究することで、あらゆるスイングスピードにおいてもコアの収縮を効果的に初速アップに変換することを可能にしました。新スピードレイヤーシステムは、ドライバーからウェッジまで全てのクラブに求められる最適なパフォーマンスを提供します」。
新しい『TP5』シリーズは、よりソフトな打感でコントロールされた中・高弾道で狙いたいゴルファー向けの『TP5』と、低スピンの高弾道で真っ直ぐ遠くへボールを飛ばしたいゴルファーに向けた『TP5x』から選択できる。