ミズノ「JPX ONE」シリーズ新発売 軟式野球用バットの知見をゴルフに応用
ミズノは世界で初めて東レの独自技術「NANOALLOY(ナノアロイ)」をクラブフェースに採用し、ミズノ史上最高のボール初速を実現した「JPX ONE」シリーズを3月6日に発売する。
同シリーズは当初の計画から発売を1年延期し、約3年の開発期間をかけて完成させたモデル。ミズノは1933年の国産初ゴルフクラブ発売以来、世界初のカーボンヘッドやチタンヘッドの採用など、数々の技術革新を重ねてきた。2026年に創業120周年を迎える同社の長年の知見を結集し、妥協なく開発されたのが「JPX ONE」シリーズだ。
注目となるドライバーの特長は、世界で初めてクラブフェースにナノアロイを応用したところ。これは複数のポリマーをナノメートルオーダーで混合する東レ独自のポリマーアロイ技術で、衝撃を受けると柔らかくなる特性を持つ。ナノアロイは軟式野球用バット「ビヨンドマックス」などに採用され、その研究で得られた「ボールが変形しすぎるとエネルギーロスになる」という知見をクラブ開発に応用した。
チタンフェースの上に厚さ0.4mmのナノアロイフェースを搭載することで、インパクト時にフェース全体が大きくたわみ、ボール側の変形を抑制。エネルギーロスを低減し、ミズノ史上最高のボール初速を実現。また、土台となる鍛造チタンフェースには、前作「ST-MAX 230」より薄肉化した新コアテックフェースを採用した。
ドライバーは、高い慣性モーメントでやさしさを追求した「JPX ONE(9度、10.5度)」と、ヘッドをコンパクトに見せる設計で操作性も両立した「JPX ONE SELECT(9度)」の2モデルを展開。価格はともに92,400円(税込)。また、「ST-MAX 230」の後継モデルとして、「JPX ONE」フェアウェイウッドとユーティリティも発売する。