有村、海外初ベスト10入り!
更新日:2010/04/05 10:32
掲載日:2010/04/05 10:14
尊敬する先輩・宮里藍が予選落ちした穴を埋めるかのように、有村智恵が海外で自己ベストを更新する単独9位に食い込んだ。
現地時間4日に行なわれた米女子ツアーのメジャー、クラフト・ナビスコ選手権(カリフォルニア州ミッション・ヒルズCC)最終ラウンド。前日バック9で1980年のサンドラ・パーマー(米)以来となる9ホールの大会最少ストローク記録タイとなる6アンダー30をマークし、一気に9位タイまで順位を上げていた有村は「他の選手に遠慮することなく、こっちもどんどんスコアを伸ばして行きたい」と気合いを入れて最終日に臨んでいた。
出だし直後の2番パー5で幸先の良いバーディを奪い波に乗るかと思われたが、続く3番でボギー。その後はバーディとボギーを同じ数だけ並べ(3バーディ、3ボギー)、イーブンパー72にとどまった。それでもメジャーだけでなく、これまで実力を発揮出来ずに悔しい思いをしてきた海外で自己ベストとなる単独9位でフィニッシュ。日本勢最上位で4日間のトーナメントを締めくくり、来季の今大会出場権を自力でもぎ取った。
以前から「早くアメリカに行きたい」と口にしていた有村。今回のトップ10入りで自信をつけ、その時期がまた少し近づいたようだ。