小田(孔)奪首! 池田は26位タイ浮上
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/04/17 18:16
17日に行われた国内男子ツアーの今季開幕戦、東建ホームメイトカップ(三重/東建多度カントリークラブ・名古屋)第3ラウンド。通算2オーバー29位タイからスタートしたディフェンディング・チャンピオンの小田孔明が3アンダー68の好スコアをマークし、2位の丸山大輔に1打差をつける通算1アンダーで単独トップに躍り出た。
上位はトップと2打差の3位タイに宮里聖志、永野竜太郎、清田太一郎ら5人。さらに1打差の8位タイから、最終18番でチップインイーグルを奪った金庚泰(韓)の他、宮本勝昌、岩田寛、倉本昌弘らが追っている。
この日早い組のスタートだった小田(孔)は1番でいきなりボギーが先行したものの、2番ですぐにバーディを獲り返すと、4、5番でバーディを連取して一気にリーダーボードを駆け上がった。強風が吹き荒れる難コンディションに他選手のスコアが伸び悩む中、後半も2バーディ、1ボギーの快調なゴルフを披露。ただ一人トータルスコアをアンダーパーにまとめ、ツアー4勝目に王手をかけた。
一方、前日「65」の猛チャージで42位タイまで急浮上していた池田は、風に翻弄され3バーディ、4ボギーの1オーバー72にとどまった。それでも粘りのプレーで小田(孔)と5打差の通算4オーバー26位タイでホールアウト。開幕戦Vに可能性を残し「(今日は)もう少しやれたんじゃないかな。(最終日は)しっかり戦っていきたいと思う」と意気込んだ。
なお、昨季賞金王の石川遼は予選で姿を消している。