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有村、首位と2差の好発進! さくら&しのぶ11位タイ

更新日:2010/04/23 19:46
有村、首位と2差の好発進! さくら&しのぶ11位タイ
難コンディションの中でのアンダーパーに自ら「ナイスプレー」と振り返った諸見里。(写真提供:ISM)

 

 国内女子ツアーのフジサンケイレディスクラシックが23日、静岡県の川奈ホテルゴルフコース富士Cを舞台に開幕。第1ラウンドは3アンダー69の好スコアをマークした有村智恵が、首位の宋ボベ(韓)に2打差3位タイと絶好のスタートを切った。

 トップと1打差の単独2位に、前週の西陣クラシックで10位タイに入るなど調子を上げている服部真夕が続き、有村と同じ3位タイには同大会をプレーオフの末に制し、現在国内ツアー賞金ランキングトップを走る朴仁妃(韓)。2アンダー70の5位タイから、久々の優勝を狙う三塚優子ら6人が追っている。

 前日から降り続く雨のため、芝目のきつい高麗芝がさらに重くなり選手たちを苦しめた大会初日。350ヤードの短い1番パー4で幸先良くバーディを先行させた有村は、これで勢いに乗ると、続く2番でも1.5メートルのチャンスにつけて楽々バーディを奪取。さらに5番パー5では「会心だった。入ると思ったけど、雨のせいで止まってしまった」と振り返った3Wのセカンドショットがピンに寄り、2パットながらここでも1つスコアを伸ばした。

 その後は1バーディ、1ボギーにとどまったものの4バーディ、1ボギーはトーナメントリーダーと2打差の好発進。「(ショットを)もう少し修正しないといけないけれど、パットは良い状態が戻ってきた。(明日は)練習で気持ちよく振って、そのイメージ通り攻めていきたい」と気を緩めることはなかった。

 一方、昨季賞金女王を争った横峯さくらと諸見里しのぶも、難しいコンディションの中でまずまずのプレーを披露した。17番で痛恨のダブルボギーを叩くまで4バーディ(1ボギー)の好調なラウンドを続けていた横峯に対し、諸見里は2バーディ、1ボギーと自ら「我慢できてナイスプレー」と語る堅実なゴルフを展開。ともに1アンダー71にスコアをまとめ、2人と同組で回った北田瑠衣、申ジエ(韓)と同じ11位タイにつけた。

 その他、永久シードの不動裕理と馬場ゆかりの2人がイーブンパー72の19位タイ。今季1勝を挙げている古閑美保は、2オーバー74で32位タイと出遅れた。

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