荒天順延で5人が暫定首位タイ、今田は暫定23位タイ
荒天により37人が第2ラウンドをスタートすら出来ないまま大会2日目が終了した。
米男子ツアーのチューリッヒ・クラシック・オブ・ニューオリンズは現地時間23日、ルイジアナ州 TPCルイジアナを舞台に第2ラウンドを行なう予定だったが、雷雨により一時中断。再開を模索したが雷雲が同地にとどまり、午後5時を過ぎるとバンカーがプールと化すほどの豪雨に見舞われサスペンデッドが決定した。
そんな中、暫定トップタイに浮上したのが45歳のリー・ジャンセン(米)。「ここのところ1日に1つか2つのバーディしか獲れていなかったけれど、今日はパッティングが好調で別次元のゴルフが出来た」と2日間ノーボギーで通算7アンダーとし、同組で回ったアレックス・チェイカ(独)、前週プレーオフでジム・フューリック(米)に敗れたブライアン・デービス (英)、グレッグ・オーウェン(英/17ホール終了)、ジェイソン・ボーン(米/第2ラウンドスタート出来ず)と共に、暫定ながら5人が並ぶ首位グループを形成した。
復調の兆しを見せているかつての世界ランクNo.1、デビッド・デュバル(米)は第2ラウンドの4ホールをプレーし通算6アンダー。ジャロッド・ライル(豪)、グレッグ・チャーマーズ(豪)と並び暫定6位タイの好位置をキープした。また02年の今大会チャンピオン、崔京周(韓)は出入りの激しいゴルフでイーブンパー72。通算4アンダーの暫定12位タイから3日目以降の巻き返しを狙う。
日本勢唯一出場の今田竜二は39位タイからスタートしたこの日、出だしの1番、2番で連続バーディを奪い波に乗るかに思われた。しかし中盤我慢のゴルフが続き、結局4バーディ、2ボギーの2アンダー70。通算3アンダーと初日より16ランク順位を上げ、暫定23位タイで36ホールを終了している。
選手たちにとって気がかりは天候だが、予報によると土曜日(現地時間24日)の降水確率は80パーセントと回復の見込みは薄く、引き続き持久力と忍耐力が試されることになりそうだ。