遼、後半チャージで2位タイ浮上! 藤田がトップ
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/04/24 19:21
国内男子ツアー第2戦のつるやオープン(兵庫・山の原GC山の原C)は、24日に第2ラウンドの競技を終了。この日は昨季賞金王の石川遼が猛チャージを見せて5アンダー66で回り、通算6アンダーで前日の36位タイから一気に2位タイに浮上した。後続に4打差で優勝に王手をかけているのは、通算10アンダーまでスコアを伸ばした藤田寛之。石川と同じ2位タイに谷口徹、横尾要がつけ、前日首位の丸山大輔、田中秀道ら6人が通算5アンダー5位タイで続いている。
悪天候によるコースコンディション不良で、3日間54ホール競技に短縮となった今大会。短期決戦に持ち味の攻めのプレーを見せたのが石川だった。前半は4番で一つスコアを伸ばすに止まったが、バックナインに入ると一転。15番からの3連続バーディを含む4つのバーディを奪い、ノーボギーの5アンダー66でリーダーボードを駆け上がった。
2年連続で予選落ちを喫し、悔し涙を流したマスターズから帰国して取り組んだのがスイング改造。その影響もあってか開幕戦は予選落ちとなったが、今大会には「今シーズンで一番いい」と手応えを感じながら臨んでいた。残すは最終ラウンド1日のみ。トップの藤田とは4打差あるが、同じく攻めのゴルフが展開できれば、逆転での今季初Vもあり得る。
その他上位は、通算4アンダー11位タイに片山晋呉、丸山茂樹ら。開幕戦連覇の小田孔明、宮本勝昌ほかが通算3アンダー18位タイ。また、池田勇太はトリプルボギーを叩くなど精彩を欠き、通算5オーバー108位タイで予選通過はならなかった。