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M.オメーラに笑顔 チーム戦でシニア初V!

更新日:2022/10/26 00:57
M.オメーラに笑顔 チーム戦でシニア初V!

 

 メジャー大会2勝を誇る実力者ながら、シニア入り以来勝星から遠ざかっていたマーク・オメーラ(米)にようやく勝利の女神が微笑んだ。

 米チャンピオンズツアーのリバティ・ミューチュアル・レジェンズ・オブ・ゴルフ(ジョージア州ザ・ウェスティン・サバンナ・ハーバー・リゾート&スパ)は現地時間25日、2人1組のチーム戦で最終ラウンドを行い、通算28アンダーで並んだオメーラ&ニック・プライス(ジンバブエ)組とジョン・クック&ジョーイ・シンドラー(ともに米)組がプレーオフで雌雄を決する展開となった。

 サドンデス1ホール目はともにボギーで分け、18番で行なわれた2ホール目で約2メートルのパーパットをプライスが沈め、オメーラ&プライスチームが栄冠に輝いた。2007年にシニア入りしてから待ちに待った念願の初勝利に「とても特別なこと。一生懸命練習して、何度も2位になって、ようやく今回勝つことが出来た。パートーナーのニック(プライス)のおかげだよ。今日はリラックスしている自分が居た」と、シニア初Vを飾ったことで肩の荷を下ろしたオメーラ。一方のプライスも、「マーク(オメーラ)にとっても自分にとっても嬉しい優勝。彼がまだ未勝利だったこと自体が不思議だよ。自分も約1年ぶりの勝利だから喜びも大きい」とコメント。ナイスガイ2人のチームワークの良さが非常に印象的だった。

 その他、通算27アンダー、単独3位に前日トップのアンディ・ビーン(米)&盧建順(台)組が入り、ディフェンディング・チャンピオンのベルンハルト・ランガー(独)&トム・レーマン(米)組と、人気の高いフレッド・カプルス&ジェイ・ハース(ともに米)組が通算23アンダーで4位タイに入った。

 また今大会は、不慮の事故で右足を失い義足となったケン・グリーン(米)がマイク・リード(米)とのペアで出場。初日から好調なゴルフを見せていたが、最終日はスコアを伸ばせず通算12アンダー26位タイでツアー復帰戦の競技を終了している。

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