38歳の苦労人、F.アンダーソンヘッド独走態勢!
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/05/09 11:03
昨季シード落ちを喫しQスクール(プロテスト)を受け直したフレデリック・アンダーソンヘッド(スウェーデン)が、9アンダー『63』をマークして完全に独走態勢に入った。
欧州ツアーのBMWイタリア・オープン(イタリア、ロイヤルパーク1世ロベリ)は、現地時間8日に第3ラウンドの競技を終了。この日単独トップからスタートしたアンダーソンヘッドが10バーディ、1ボギーの快進撃を見せ、通算17アンダーまでスコアを伸ばした。通算11アンダー単独2位のミゲール・A・ヒメネス(スペイン)とは6ストローク差。38歳の苦労人が同ツアー初優勝に王手をかけた。
通算10アンダー3位タイにクリス・ウッド(英)、ピーター・ホワイトフォード(スコットランド)らが続いたが、マスターズ終了後にプロ転向し今大会がデビュー戦となる地元期待のマッテオ・マナッセロ(伊)はイーブンパー72とスコアを伸ばせず。通算4アンダーで前日の10位タイから23位タイに後退し、デビュー戦Vが遠のいた。
「初優勝? それが出来ればランクも上がるし自信もつく。明日は自分にとって大きな意味を持つ1日になりそうだ」と単独首位の座をキープしたアンダーソン。今シーズンは南アフリカで4位タイ、インドで7位に入るなど惜しい結果が続いていたが、欧州ツアー参戦245試合目にして待望の初優勝のチャンスが巡って来た。最終ラウンド残り18ホール、果たしてどんな展開が待っているのだろうか?