父譲りの短気ぶり!? スタドラー息子が大暴れ
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/05/12 13:07
全盛期は短気で知られた1982年のマスターズ王者クレイグ・スタドラー(米)の息子で、現在米ツアーで活躍しているケビン・スタドラー(米)が、ツアーの本拠地で“大暴れ”した。
先週に行われたツアーのフラッグシップ大会、ザ・プレーヤーズ選手権3日目の18番で、ティーショットをティーグラウンドからグリーンまでの左側すべてを覆う大きな池に打ち込んでしまったスタドラー。打ち直しの3打目も同じ池。これにブチ切れたスタドラーは、3Wを思いっきり池に向かって放り投げたのだ。
目撃していたギャラリーの証言によれば「クラブはボールよりはるか遠くに飛んでいった」、「きれいなドローを描いていた」というほど渾身のスローイング。結局、パー4のこのホールで“9”を叩いて6オーバー78。最終日も2オーバー74とふるわず、通算3オーバー58位タイに終わっている。
だが、ギャラリーの目には、成績以上にクラブを槍投げのように投げるスタドラーの姿と、アイランドグリーンの17番と並ぶ名物ホールである18番の様子が、さらに焼き付けられたに違いない。(STATS-AP)