池田、3差6位タイ好発進! 石川は17位タイ
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/05/13 19:38
国内男子ツアーの今季公式戦初戦、日本プロゴルフ選手権 日清カップヌードル杯は13日、長崎県のパサージュ琴海アイランドゴルフクラブを舞台に開幕。第1ラウンドはベテランの久保谷健一がノーボギーの5アンダー65とバーディラッシュを披露し、単独トップに立った。1打差の2位タイに復活を誓う片山晋呉とツアー未勝利の芹澤大介。3アンダー67の4位タイに藤田寛之、増田伸洋が続いている。
この日、詰めかけた大勢のギャラリーを沸かせたのは、昨季賞金ランキング2位でディフェンディング・チャンピオンの池田勇太だった。出だしの10番パー4(インスタート)ではパーオン出来ずに2パットのボギーを喫したものの、その後は持ち前の安定したプレーでバーディを重ね、4バーディ、2ボギーの2アンダー68をマーク。平塚哲二、横田真一、プラヤド・マークセン(タイ)らと同じ6位タイのポジションを確保し、大会連覇に向け好発進を切った。
一方、12ホール終了時点まで3オーバーと苦しんでいた石川遼は、上がり6ホールで4つのバーディを奪取する攻めのプレーで挽回した。結局6バーディ、5ボギーと出入りの激しいゴルフになったものの、しっかりアンダーパー(1アンダー69)にスコアをまとめるあたりは昨年より成長した証。首位と4打差17位タイの好スタートを生かし、自身初となる公式戦のビッグタイトルを掲げたい。
その他、石川と同じ17位タイに宮本勝昌、谷原秀人、谷口徹、星野英正ら実力者が勢揃い。近藤共弘、小田龍一、深堀圭一郎らはイーブンパー70の33位タイにつけたが、昨季最終戦以来の勝利を狙う丸山茂樹は2オーバー72と乱れ、尾崎将司、尾崎健夫、小田孔明、伊澤利光とともに67位タイと出遅れた。