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地元のL.ドナルド、堅実ゴルフで奪首!

2010/05/22 10:02
地元のL.ドナルド、堅実ゴルフで奪首!

 

 上位にビッグネームがひしめく中、欧州ツアー6年ぶりの優勝を狙うルーク・ドナルド(英)が単独トップに躍り出た。

 同ツアーのフラッグシップトーナメント、BMW PGA選手権(英国ウェントワースC)は現地時間21日に第2ラウンドの競技を終了。初日から2日連続で3アンダー68にスコアをまとめたドナルドが、通算6アンダーでトーナメントをリードした。

 トップと1打差の2位タイに前日首位のダニー・ウィレット(英)、ロス・フィッシャー(英)、ジェームス・キングストン(南ア)が続き、通算4アンダー5位タイにメジャー3勝のパドレイ・ハリントン(アイルランド)、世界ランキング8位のポール・ケイシー(英)、期待の若手クリス・ウッド(英)ら4人。米男子ツアーで今季すでに2勝をマークしているアーニー・エルス(南ア)は通算3アンダー9位タイにつけている。

 欧米両ツアーを股にかけて活躍するドナルドだが、ヨーロッパでは2004年に2勝を挙げて以来勝ち星がない。だが今週は初日、2日目の36ホールでボギーはわずか1つと安定抜群のプレー。6年ぶりの欧州ツアー通算3勝目が狙える絶好のポジションを確保した。

「このコースの攻め方が分かってきた。丁寧なゴルフが出来ている」と本人も手応えを感じている様子。普段から仲の良いケイシーも「ルーク(ドナルド)とはよく一緒に練習ラウンドを回るけど、彼のプレーにはいつも感心させられている。持ち前の堅実なプレーがこのコースに合っていると思うよ」とライバルを賞賛。32歳になったドナルドが地元のビッグイベントで新境地を切り開くことができるか注目だ。

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