前大会覇者の全が首位 諸見里2位追走、さくら3位タイ
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/05/28 17:36
国内女子ツアーのヨネックスレディスゴルフトーナメントが28日、新潟・ヨネックスCCで開幕した。第1ラウンドは4アンダー68をマークした全美貞(韓)が単独トップ。2アンダー70で回った諸見里しのぶが2位につけ、前週1年7か月ぶりの勝利を挙げた不動裕理、横峯さくら、上原彩子、佐伯三貴ら6人が3位タイに続いている。
昨季大会3日間、68-65-66のスコアを並べ、トーナメントレコードの通算17アンダーで2位に5打差をつける圧勝劇を演じた全。コースとの相性の良さは今年も変わっていないようだ。この日はスタートホールの1番パー5できっちりバーディを奪うと、3、4、6番もバーディとし、4アンダーでハーフターン。後半は2バーディ、2ボギーとスコアを伸ばせなかったものの、ただひとり60台でラウンドを終え、トーナメントをリードした。
一方、昨季最後まで横峯と賞金女王争いを繰り広げた諸見里は、最終18番のバーディが利いて、単独2位発進。今年も初の賞金女王を目指す夢は変わらないが、今季はこれまで11戦を終えて未だ勝利がない。ツアーも約3分の1を消化したこのあたりで、そろそろ今季1勝目をもぎ取りたいところだ。
その他上位はイーブンパー72、9位タイに今日が20歳の誕生日となる藤本麻子、宮里美香らがつけ、上田桃子、古閑美保、服部真夕ほかが1オーバー73で18位タイ。また、有村智恵はひとつもバーディが獲れず、5オーバー77で63位タイと出遅れた。