L.ドナルドが6年ぶりの優勝へ首位キープ
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/05/29 10:33
前週の欧州ツアーBMW PGA選手権ではあと1打足りず6年ぶりの優勝を逃したルーク・ドナルド(英)が雪辱に燃えている。
同ツアーのマドリード・マスターズ(スペイン、レアル・ソシエダ・ヒピカ・エスパニョーラ・クラブ・デ・カンポ)は現地時間28日、第2ラウンドの競技を終了。初日首位タイのドナルドがこの日も5アンダー67の好スコアをマーク。通算12アンダーまでスコアを伸ばし、2位のライス・デービス(ウェールズ)に1打差をつけ単独トップに立った。
通算9アンダー単独3位にジェイミー・ドナルドソン(ウェールズ)、通算8アンダー単独4位にグラエム・マクドウェル(北アイルランド)が続く展開。
「中盤、ボギーを2つ叩いているけれど、4日間パーフェクトなプレーをするなんて無理。内容が悪くなかったのでよしとするよ。今週はアイアンのキレが良い」と前週逃した6年ぶりの勝利に意欲を見せるドナルド。「とにかく前を向いて挑戦し続けるしかない。ここ数年勝てそうで勝てずに来たけれど、今週はかなり手応えを感じている」と強気のコメント。欧米を股にかける戦うドナルドに、果たして勝利の女神が微笑むか注目だ。
一方、初日のトップタイから2位に一歩後退し、自らの25歳の誕生日を首位で迎えることは出来なかったライスは、「せっかくトーナメントリーダーのまま予選を通過出来ると思ったら、終盤(17番のボギー)でつまずいてしまった。終わり方としては良くないけれど、このポジションなら上出来でしょう」と自らに言い聞かるように語った。今季すでにトロフィー・ハッサン?でツアー初勝利を飾り波に乗るデービスは、ドナルドにとって手強い存在になりそうだ。