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T.レーマン、J.D.ブレイクがリード 日本勢は後退

更新日:2022/10/26 00:57
T.レーマン、J.D.ブレイクがリード 日本勢は後退

 

 メジャー王者達がシニアの舞台で激戦を展開している。

 米チャンピオンズツアー今季最初のメジャー大会、シニアPGA選手権は現地時間29日、コロラド州のコロラドGCで第3ラウンドを行い、全英オープン優勝経験のあるトム・レーマン(米)とジェイ・ドン・ブレイク(米)が通算6アンダーで首位に並んでいる。

 今季絶好調のルーキーでマスターズ王者でもあるフレッド・カプルス(米)は、首位でスタートしたものの、3つスコアを落とし通算4アンダー3位に後退した。同じく通算4アンダーにはマーク・オメーラ(米)とマイク・グッデス(米)がつけている。

「明日いいプレーをすれば、10人は勝てるチャンスがある」と、オメーラが口にしたほどの大混戦。この日は、風を読むのが難しいコンディションだったが、シニアらしいしぶとさを見せるシーンがあちらこちらで見られた。

 そのメジャー王者達相手に奮闘しているブレイクは、唯一のツアー優勝が1991年リーマン・ブラザース・オープン。アマチュア時代の1980年には大学王者に輝いたこともあるが、プロ入り後の実績ではライバル達にかなわない。レギュラーツアー時代に腰を負傷し、その後も痛みに苦しみ続けてきた。だが、しっかり体幹を鍛えて怪我を克服した今、「最高の状態」とブレイクは笑顔を見せる。

 首位に6打差の通算イーブンパー17位タイながらベルンハルト・ランガー(独)、ジェイ・ハース(米)の実力者も控えているだけに、激戦必至の最終日となるはずだ。

 日本勢は尾崎直道が2オーバー74で回り、通算4オーバーにスコアを落として30位タイ、友利勝良も6オーバー78と崩れて通算11オーバー74位タイと低迷。渡辺司、尾崎健夫、飯合肇はそれぞれ決勝ラウンド進出を逃している。

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