復活目指すT.ビヨーンが新鋭と首位並走!
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/06/12 13:54
かつてメジャーで優勝争いを演じ欧州ツアー通算9勝の実績を持つトーマス・ビヨーン(デンマーク)が復調の兆しを見せている。
同ツアーのエストリル・オープン・デ・ポルトガル(ポルトガル、ペーニャ・ロンガGC)は現地時間11日、第2ラウンドの競技を行い、初日7位タイにつけていたビヨーンと24歳の新鋭カルロス・デルモラル(スペイン)がともに7アンダー65をマーク。通算12アンダーとして初日のトーナメントリーダー、ダミアン・マッグレイン(アイルランド)らに2打差をつけ首位の座を分け合った。
17番までに8つのバーディを奪い快調に飛ばしていたビヨーンだが、最終18番パー5でティーショットを林に入れこの日唯一のボギーを叩き、デルモラルに並ばれた。それでも「今日フェアウェイを外したのは最終ホールだけ。パーオンしなかったのも1ホールだけだった。でも、1ラウンドに悪いホールは必ず1つはあるもの。最後に悪いところが出たのは悔しいけれど、全体としては満足している」と納得の表情。
前週の大会では3日目まで優勝争いを演じながら、最終日に74を叩いて9位タイに終わり消化不良の結末だったが、ショット、パットともに好調なだけに、今度こそ完全復活をアピールするチャンス。デンマークの第一人者が06年のアイリッシュ・オープン以来4年ぶりとなる節目のツアー10勝目を目指す。
なお、初日首位タイと好発進を切った22歳の全英アマチャンピオン、ルーク・ゴダード(英)はスコアを1つ落とし、通算7アンダー16位タイに順位を下げている。