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飯島茜、涙の2年ぶりV! しのぶは連覇ならず4位

更新日:2022/10/26 00:57
飯島茜、涙の2年ぶりV! しのぶは連覇ならず4位

 

 国内女子ツアーのサントリーレディスオープンゴルフトーナメントは13日、兵庫県の六甲国際ゴルフ倶楽部を舞台に最終ラウンドの競技を行い、首位に1打差の単独2位でスタートした飯島茜が1オーバー73、通算2アンダーで2年ぶりの優勝を遂げた。馬場ゆかり、ニッキー・キャンベル(豪)が通算1アンダーで2位タイ。ディフェンディング・チャンピオンの諸見里しのぶは通算イーブンパーで単独4位だった。

 ただでさえ難しい六甲国際GCのセッティングが、降りしきる雨によって更に至難のものになった。まずは諸見里が1番から3番まで3連続バーディを奪って首位に立ったが、12番のダブルボギーが響いて優勝戦線から一歩後退。代わって、キャンベルがバックナインから調子を上げていったものの、最終18番でダブルボギーを叩き、つかみかけた栄冠が遠のいた。

 そんな優勝戦線の中で、飯島も5番から7番まで3連続ボギー、フロントナインで計4ボギーという苦しい立ち上がり。それでも、「メンタルでは負けないと思っていた」と話す通り、強じんな精神力で粘り続けた。バックナインに入ってからは、10番、12番、15番でバーディを奪取。ライバルたちが終盤のスコアメイクに苦しむ中、着実にスコアを伸ばして逆転優勝を果たした。

 飯島は2008年の廣済堂レディスゴルフカップ以来となる、2年ぶり5度目の優勝。優勝インタビューでは「なかなか勝てなくて、本当に勝てて嬉しい」と涙ながらに話した。

 不動裕理、上原彩子、服部真夕ら6人が通算1オーバーで5位タイ。上田桃子は通算3オーバーで12位タイ、有村智恵は通算6オーバーで25位タイだった。

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