ツアー初V狙ったR.ギャリガス、18番トリプルで撃沈
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/06/14 13:30
米男子ツアー初優勝を狙った苦労人ロバート・ギャリガス(米)の夢は、最後の最後で無惨にも打ち砕かれた。
現地時間13日に行われた米男子ツアーのセントジュード・クラシック(テネシー州TPCサウスウインド)最終ラウンド。後続に3打差をつけ単独トップで最終18番を迎えたギャリガスは、ティーショットを池に入れ、5オン2パットのトリプルボギー。通算10アンダーまでスコアを落とし、格上のリー・ウェストウッド(英)とロバート・カールソン(スウェーデン)とのプレーオフに突入する。しかし、1ホール目で早々と敗れ去り、今回も初勝利はお預けとなった。
「(本戦の)最終ホールはメチャクチャだった。中途半端な気持ちで打ったティーショットを引っ掛けて池につかまり、ボギーでも良いと思いながら打った次のショットも上手くいかず、トリプルボギーを叩いてしまった。3打リードしていたのに、2打差しかないと思い込んでいた。3打あるとわかっていれば、もっと落ち着いてプレー出来たんだが」と、敗戦の悔しさを噛み締めたギャリガス。ダブルボギーでも優勝だったというのに、悔やんでも悔やみ切れない結末となってしまった。
「悔やまれるのは18番のティーショット。ルーティン通りに構えて、途中までは完璧だったはずなのに、なぜか引っ掛かってフックが出た。でも次に優勝争いのチャンスが来たら、こんなミスはもう絶対に犯さない。今度こそ絶対に勝つ!」
悲願の初優勝は逃したが、キャリアベストの2位タイに食い込んだことは自信につながる。「今度は勝つ」という本人の言葉が現実になる日が遠くない未来であることを祈りたい。