T.トライオンが全米オープン出場!
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/06/17 12:33
かつてゴルフ界の期待の星として注目された男、タイ・トライオン(米)が表舞台に帰ってきた。
ジュニアゴルファーとして圧倒的な強さを見せ、2001年のホンダ・クラシックで16歳ながら予選を通過。44年ぶりの最年少決勝ラウンド進出に、世界がその一挙手一投足を見守るほどだった。16歳の若さでプロに転向したときには賛否両論が飛びかったが、夢であるプロゴルファーとしてトライオンは歩き出した。
ところがその道のりは決してたやすいものではなかった。2003年には21試合中17試合で予選落ち。2004年にはネイションワイドツアーでもほとんど決勝ラウンドに進めず、まったく活躍することができなかった。
しかし、ハンナ夫人と結婚し現在3歳になるタイソン君の父となった26歳のトライオンは最終予選を突破し、全米オープン(現地時間17〜20日、カリフォルニア州ペブルビーチGL)の舞台に立った。「(自分の人生は)面白いストーリーだと思うけど、ゴルフをする以上は最高のプレーをしなくては。全米オープン以上の舞台はないからね」と、楽しくて仕方がない様子。練習ラウンドからピッタリと側で見守る夫人も終始笑顔で、愛する夫の姿を見守っていた。(STATS-AP)