遼に重圧? 日本勢は揃って足踏み
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/06/20 16:30
石川遼がメジャーの重圧を感じ始めたムービングデー。日本勢は今ひとつ波に乗ることが出来なかった。
米男子ツアー今季メジャー第2戦全米オープンは10年ぶりにカリフォルニア州ペブルビーチGLに舞台を移し、現地時間19日第3ラウンドの競技を終了。前日2位タイの好位置につけていた石川だが海沿いのコース特有の風とメジャー特有の緊張感からか思うようなゴルフが出来ず、出だしの1番でいきなりボギーを叩くと、距離の短い4番パー3でバーディを奪い返したものの後が続かず、1バーディ、5ボギーで4オーバー75という乱調。予選ラウンドで驚異の粘りを見せた終盤のチャージも不発で、通算3オーバー7位タイに後退した。最終日はメジャーチャンピオンで永久シードを持つベテラン、デービス・ラブIIIと同組でプレーすることになった。
一方、石川のライバル池田勇太は風の弱い午前中に回り4バーディ、6ボギーの出入りの激しいゴルフで2オーバー73。通算9オーバーは42位タイにとどまっている。
さらにカットラインぎりぎりで予選をクリアした藤田寛之は4つバーディを奪ったもののダブルボギーを2つ叩き3オーバー74止まり。通算10オーバー、49位タイで最終日を迎えることに。もう1人のベテラン、谷口徹は5オーバー76を叩き、通算12オーバー、65位タイに後退した。
尚、矢野東、横尾要は決勝ラウンド進出を逃している。