連覇狙う遼に激戦の疲れ? 上位にはベテランが大挙
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/06/24 19:32
国内男子ツアーの今季第7戦〜全英への道〜 ミズノオープンよみうりクラシックは24日、兵庫県のよみうりカントリークラブを舞台に第1ラウンドの幕を開け、現在国内賞金ランキング2位の谷口徹が6バーディ、ノーボギーの6アンダー66で単独首位に立った。1打差の2位タイに倉本昌弘、横尾要、野仲茂、リャン・ウェンチョン(中)の4人。ディフェンディング・チャンピオンの石川遼は2アンダー70で20位タイでのホールアウトとなり、やや出遅れた。
前週の全米オープンでは、2日目を終えて2位タイ。日本人史上最年少での予選突破を果たし日本中を熱狂させた石川だったが、結局33位タイに終わり激戦の疲れが出たのか、この日は痛いミスが出た。インスタートの石川は11番、12番で立て続けのバーディを奪う好発進。しかし18番のティーショットをOBとしてダブルボギーを叩き、一気に貯金が無くなった。
それでも石川は後半に入ってから立て直し、2番、5番でバーディ。8番で1つスコアを落としたものの、最終9番もバーディで締めた。5バーディ、1ボギー、1ダブルボギーで2アンダー70。若干出入りの激しい内容になったが、それでも首位とはまだ4打差。連覇を十分狙える位置につけた。
その他の上位では、今季予選通過2回の大ベテラン尾崎将司が6バーディ、1ダブルボギーの4アンダー68でラウンド。首位に2打差の6位タイと、久々の好発進を見せた。また、片山晋呉は石川と並ぶ20位タイ、丸山茂樹と池田勇太は1アンダー71で31位タイからのスタートとなった。