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ライダーカップ初出場へ B.ドレッジが完全V王手!

更新日:2022/10/26 00:57
ライダーカップ初出場へ B.ドレッジが完全V王手!

 

 今秋、母国ウェールズで開催されるライダーカップへの初出場を目指すブラッドリー・ドレッジ(ウェールズ)が4年ぶりの欧州ツアー優勝に王手をかけた。

 同ツアーのBMWインターナショナル・オープン(ドイツ、ミュンヘン・アイケンリードGC)は現地時間26日、第3ラウンドの競技を行ない、前日単独トップのドレッジがノーボギーの5アンダー67をマーク。通算18アンダーまでスコアを伸ばし、2位タイのロス・フィッシャー(英)、サイモン・ソーントン(アイルランド)に3ストローク差をつけ単独首位の座を守った。

 通算14アンダー単独4位にポール・ローリー(スコットランド)、通算13アンダー5位タイにイグナシオ・ギャリド(スペイン)、ピーター・ホワイトフォード(スコットランド)らがつける展開。ビッグネームのアーニー・エルス(南ア)はすでに予選落ち。世界ランキング8位のポール・ケイシー(英)がスコアを2つ落とし、通算4アンダー64位タイへ後退。コリン・モンゴメリー(スコットランド)は通算6アンダー48位タイ、地元の星ベルンハルト・ランガー(独)は通算5アンダー57位タイに低迷している。

 出だし1番で15メートルのチップインバーディを決め波に乗ったドレッジは、派手さはないが堅実なゴルフでスコアを伸ばした。3日間で叩いたボギーは2日目の3番パー4、1ホールだけ。後続に3打差をつけ「明日はリーダーボードをチェックしながら、守るべきか攻めるべきかを考えながらプレーするつもり」と完全優勝に意欲を見せた。

 母国ウェールズでのライダーカップ出場はドレッジにとって昔からの夢。2年前はケンタッキー出身のケニー・ペリー(米)が故郷でのライダーカップ開催に張り切り、不可能と思われた出場権をわずか数か月でものにしたというエピソードがある。ドレッジもまずは4年ぶりの優勝を確実なものとして、選考期間の残り2か月に弾みをつけたいものだ。(STATS-AP)

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