勇太ラッシュ! 今季初優勝が目前に
国内男子ツアーの新規トーナメント、TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Lake Woodは3日、三重県のTOSHIN Lake Wood Golf Clubを舞台に、荒天順延となった第2ラウンドの続きと第3ラウンドの競技を行った。2日連続でのサスペンデッドとなっていたこの大会だが、この日は全員がホールアウト。首位に2打差の3位タイでスタートした池田勇太が驚異的なバーディラッシュで通算18アンダーまでスコアを伸ばし、単独首位に立った。前日首位タイの薗田峻輔が通算14アンダーで単独2位につけている。
豪雨による中断もあり、なかなか進まなかったこの日のラウンドだったが、その中でも池田の集中力は途切れなかった。インスタートの13番、14番で連続バーディを奪った池田は、18番から一気に爆発。1番、2番、3番、そして4番。ショートホールもロングホールも関係なく怒涛の5連続バーディ。瞬く間に後続を突き放した。結局この日は9バーディ、1ボギーで8アンダー64。2位に4ストロークという大差をつけ、今季初優勝が目前に迫ってきた。
一方、前日2ラウンドをこなす長丁場の中で通算12アンダーの首位タイに立っていた薗田峻輔は、6バーディを奪ったものの4ボギーという出入りの激しいゴルフになり、単独2位の座をキープするのがやっと。前週に初優勝を遂げた勢いで乗り込んだ今大会だったが、2週連続優勝に黄信号が灯った。
同じく前日首位タイの上井邦浩は、前半こそ3バーディ、1ボギーにまとめたものの後半の6番パー5で痛恨のトリプルボギー。8番でもダブルボギーを喫し、通算10アンダー5位タイに後退した。
その他の上位勢は、通算12アンダー単独3位に武藤俊憲、1打差の単独4位でエディ・リー(ニュージーランド)が続いている。