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M.カイマー“棚ぼた”首位浮上で連覇王手!

更新日:2022/10/26 00:57
M.カイマー“棚ぼた”首位浮上で連覇王手!

 

 サッカー・ワールドカップでドイツがアルゼンチンに歴史的大勝を挙げたこの日、男子ゴルフでもドイツ出身のマーティン・カイマーが連覇に王手をかけた。

 欧州ツアーのアルストム・オープン・デ・フランス(仏、ル・ゴルフ・ナショナル)は現地時間3日、第3ラウンドの競技を終了。ディフェンディング・チャンピオンのカイマーは2バーディ、2ボギーのイーブンパー71とスコアを伸ばせなかったものの、終盤まで首位を快走していたアルハンドロ・カニサレス(スペイン)が上がり3ホールでダブルボギーを連発して失速したため、通算9アンダーで単独トップに浮上した。

 現在シニアで活躍するホゼ・マリアを父に持つカニサレスは、スティーブ・ウェブスター(英)と並び通算8アンダーで前日の単独トップから2位タイへ一歩後退。通算7アンダー4位タイにルーク・ドナルド(英)、ミゲール・A・ヒメネス(スペイン)、ジョティ・ランダワ(インド)、フランセスコ・モリナリ(伊)らが続き、世界ランク10位のローリー・マッキルロイ(北アイルランド)が通算5アンダーで12位タイにつけている。

 カニサレスの突然の乱調で単独トップに押し上げられた格好のカイマーは「見ていて少し辛かった」と終盤2ダブルボギーを叩いた相手を思い遣った。「今日は自分自身あまり良いプレーが出来ずにいたからね。ショットも悪かったし、見るところのないラウンド。順位だけが上がった感じ。もっと良いプレーをしてトップに立ちたかった」と反省の言葉も残した。

 しかし「この試合はヨーロッパでのビッグイベント。1度勝てただけでも嬉しいのに、2度目のチャンスをもらえて光栄」と連覇に意欲を見せる。最終日、カイマーが母国のサッカーチームのような快進撃を見せることが出来るか注目だ。

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