全英オープン 好調J.ローズに高まる期待!
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/07/14 12:00
今季、米男子ツアーで2勝するなど好調なジャスティン・ローズ(英)に、地元のナショナルオープン制覇への期待が膨らんでいる。
現地時間15日開幕の第139回全英オープンは、大会が始まってから150年目という記念すべき年であることと、舞台がゴルフの聖地セントアンドリュース オールドコース(スコットランド)であることから例年以上に盛り上がっている。
だが、実は英国籍の選手は、1999年のポール・ローリー(スコットランド)以来優勝していない。欧州勢としては、パドレイ・ハリントン(アイルランド)が2007、2008年に連覇しているが、地元ファンが長い間、寂しい思いを味わっているのも事実だ。そんな中、世界ランキング3位のリー・ウェストウッド(英)、同8位のイアン・ポルター(英)らとともに期待を一身に背負っているのがローズだ。
17歳のアマチュアだったロイヤルバークデールでの全英で4位タイとなり、世界中の注目を集めてから早や12年が経つ。29歳となったローズだが、その後の全英オープンでは2007年の12位タイが最高。昨季大会も13位タイと、17歳のときの記録を超えられずにいる。だが、今年はザ・メモリアル・トーナメント、AT&Tナショナルと米男子ツアー2勝。世界ランクも16位で乗り込んでくる。
同大会をきっかけに大きく羽ばたいたローズだけに、見守っているファンも成長した姿を見るのを心待ちにしている。優勝カップであるクラレットジャグを抱えたローズの姿を夢に描くファンの目の前で、答えを出せれば最高なのだが。