全英の裏で“ダブル・ジョン”がツートップ追撃
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/07/17 12:22
全英オープンの裏大会で熱い戦いが繰り広げられている。
メジャーと同週開催の米男子ツアー、リノ・タホ・オープン(ネバダ州モントリューG&CC)は現地時間16日、第2ラウンドの競技を終了。初日トップのマット・ベッテンコート(米)が4アンダー68をマークし2桁アンダー(通算10アンダー)まで伸ばす中、この日ノーボギーの7アンダー65を叩き出したロバート・ギャリガス(米)が同じく通算10アンダーで首位に並んだ。
ビッグネームがセントアンドリュースで苛酷なコンディションに耐える中、午後の組でプレーしたギャリガスは「途中で突風が吹き始めて、まるで全英オープンのようだった。その中で良く我慢出来た」と自画自賛。セントジュード・クラシックではプレーオフに進出しながらリー・ウェストウッド(英)に敗れたが「敗戦で多くのことを学んだ。ゴルフの調子が凄く良いので(優勝は)時間の問題だと思う」とツアー初優勝に意欲を見せた。
その他上位は、2打差の単独3位にジョン・マリンガー(米)が続き、通算7アンダー4位タイにジョン・メリック(米)、ケビン・スタドラー(米)、ビル・ルンデ(米)、ボブ・へインツ(米)の4人がつけている。
実は3位のマリンガーと4位タイのメリックの“ダブル・ジョン”コンビは、普段から仲の良いことで知られている。もとを辿るとメリックの兄とマリンガーが大学でルームメイトだったことから97年に知り合い、以来ツアーでは常に行動をともにしているのだとか。
「お互い良いプレーが出来て嬉しい。2日間でボギーを1つしか叩いていないから、かなり手応えを感じている」とマリンガー。ともにツアーでの最高位は2位と優勝を渇望しており、決勝ラウンドでの対決を楽しみにしていた。