全英VのL.ウーストハウゼン、2週連続優勝へ好発進!
更新日:2010/07/23 10:18
掲載日:2010/07/23 10:16
2010全英オープン王者のルイス・ウーストハウゼン(南ア)が、翌週の欧州ツアー、ノルデア・スカンジナビアン・マスターズ第1ラウンド(現地時間22日、スウェーデン、ブロ ホーフ スロットGC)でも首位タイ発進を切った。
欧州ツアー1勝のほぼ無名選手としてスタートした先週の全英オープンとは一転。メジャー王者として現地に乗り込んできたウーストハウゼンは「みんなに悪いショーを見せたくなかったから、前半は少しナーバスになった」と、突然の注目度に戸惑いながらも王者らしいプレーを展開。「ギャラリーは信じられないほどたくさんいたけど、自分を集中させてくれた」と、逆にエネルギーを得て、5アンダー67でホールアウト。リチャード・グリーン(豪)、ダスティン・ジョンソン(米)と並ぶトップタイで大会の幕を開けた。
メジャー優勝後、生活は一変。電話は鳴り続け「24時間鳴っている感じだったよ」とうれしい悲鳴を上げた。だからこそ、自らの居場所であるコースに出たことで逆にホッとしたようで「ロープの中に戻って来られてうれしいよ。ここなら電話はオフにしてあって、誰も僕を捕まえられないからね」と、ゴルフに集中することができたようだ。
メジャー優勝の余韻に浸る間もなく、次なる勝利へ突き進むウーストハウゼン。エドアルド・モリナリ(伊)、崔京周(韓)ら実力者たちに1打差で追われる中、マイペースのプレーで2週連続優勝を狙う。