殿堂入りB.ランガーが首位タイ発進! 青木は失格
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/07/23 12:05
元世界ランキング1位で世界ゴルフ殿堂入りも果たしているベルンハルト・ランガー(独)が、メジャーの大舞台でその実力を発揮した。
現地時間22日に行われた米チャンピオンズツアーの今季メジャー第2戦、全英シニアオープン(スコットランド、カーヌスティGL)第1ラウンドは、スコットランドらしい風と寒さの難しいコンディションとなった。そんな中、強さ見せたランガーが5バーディ、1ボギーで4アンダー67の好スコアをマークし、ジェイ・ドン・ブレイク(米)、カール・メイソン(英)と並び首位タイ発進を切っている。
「1番からバーディ発進でその後もチャンスが続いた。だけど上がり数ホールは完全にアゲンストで、距離も長くなり非常にタフだったよ」と疲れたような表情で語るランガー。過去2年に比べて今季は今ひとつの成績が続いていたが、大舞台ではさすがにマスターズ2勝の力を見せつけた。
一方、7人出場している日本勢は初日から揃って苦戦を強いられた。3オーバー74で回った奥田靖己と渡辺司の45位タイが最高で、高見和宏は5オーバー76で85位タイ。友利勝良、加瀬秀樹、芹澤信雄の3人は6オーバー77で105位タイと予選通過が危ぶまれる状況。なお、チャンピオンズツアー通算10勝目を狙い参戦していた青木功は、5オーバー76でホールアウトするも無念の失格となっている。
その他上位陣は、トップと1打差の4位タイにダン・フォースマン(米)、マーク・ウィービー(米)、ブルース・ボーハン(米)の3人。ライダーカップ米国チーム主将のコリー・ペイビン(米)は2アンダー69で7位タイにつけた。