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B.ランガー、シニア初メジャー獲得 日本勢2人は上位進出ならず

更新日:2022/10/26 00:57
B.ランガー、シニア初メジャー獲得 日本勢2人は上位進出ならず

 

 ベルンハルト・ランガー(独)がコリー・ペイビン(米)の追撃を振り切り、僅差でメジャー制覇を成し遂げた。

 米チャンピオンズツアーの今季メジャー第2戦、全英シニアオープン(スコットランド、カーヌスティGL)は現地時間25日に最終ラウンドの競技を行い、3打リードの単独首位でスタートしたランガーが2バーディ、3ボギーとスコアを1つ落としたものの、通算5アンダーで逃げ切り
V。シニア入りして以来初となるメジャー勝利をものにした。

 普段物静かなランガーが「マスターズの優勝に匹敵する喜び!」と満面の笑みで声を弾ませた。「ここで勝てたことの意味は大きい。私にとって全英オープンで優勝することが夢だったので、たとえシニアオープンとはいえ、これ以上の喜びはない。カーヌスティは本当にタフで良いコースだった」と語っているだけに、いかに彼にとって意義深い勝利だったかが分かる。

 過去にマスターズ2勝を挙げたほか、ライダーカップでもキャプテンを務め欧州チームを勝利に導いた実績を持つランガーだが、シニア入りして2年連続賞金王に輝きながらメジャーでの優勝はなかった。その価値を誰よりも知り抜いた男は、次期ライダーカップ米国チーム主将のペイビンをわずか1打差で振り切ると、「ペイビンは手強かった。本当に良いプレーをしていた」と相手への賛辞も忘れなかった。

 その他上位は、最終日に3アンダー68の好スコアをマークしたピーター・シニア(豪)が通算1アンダーでフレッド・ファンク(米)、ラス・コクラン(米)、ジェイ・ドン・ブレイク(米)と並び3位タイに食い込んだ。

 なお、決勝ラウンドに進出していた日本勢では渡辺司が通算12オーバー46位タイ、加瀬秀樹は通算15オーバー63位タイに終わっている。

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