遼、出遅れ! 池田はイーブンパーで奮闘中
更新日:2010/08/13 13:00
掲載日:2010/08/13 12:19
トップ10狙いで今季最後のメジャー、全米プロゴルフ選手権第1ラウンド(現地時間12日、ウィスコンシン州ウィストリング・ストレイツ)に挑んだ5人の日本勢だったが、それぞれが苦しんだ。
日本のエース・石川遼はジャスティン・レナード(米)、リッキー・ファウラー(米)との組み合わせとなった予選ラウンド。霧でスタートが3時間10分遅れた間、練習場で待機。まだモヤの残る中で10番からプレーを開始した。
10、11番はパーで切り抜けたが12番でボギーが先行。13、15番とボギーを重ねる苦しい展開が続く。大観衆の見守る18番ではダブルボギーを叩いてしまい、前半だけで5オーバー。忍耐が求められるメジャーの舞台とはいえ、石川の表情にさすがに焦りがにじむ。バックナインに入ると5、6番の連続バーディでようやく明るい表情も見せたが、7番で再びボギー。結局、4オーバー76でホールアウトし、暫定130位タイと大きく出遅れてしまった。
また藤田寛之、平塚哲二のベテラン2人も牙をむき出しにしたコースの難しさにやられ、揃って2オーバー74の暫定96位タイ。第2ラウンドの巻き返しが必須となった。
一方、今季米国での経験を積んだ池田勇太は唯一、イーブンパーをキープ。スタート時間が遅かったため、10ホールの消化となったが暫定47位タイで踏ん張っている。なお、小田孔明は14ホールを回り3オーバー暫定118位タイに低迷している。