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M.クーチャー暫定首位 世界No.1狙うP.ミケルソンも浮上

更新日:2022/10/26 00:57
M.クーチャー暫定首位 世界No.1狙うP.ミケルソンも浮上

 

 マット・クーチャー(米)が2週連続優勝争いを演じ、悲願の世界ランキングNo.1を目指すフィル・ミケルソン(米)がリーダーボードを駆け上がった。

 米男子ツアーの今季メジャー最終戦、全米プロゴルフ選手権(ウィスコンシン州、ウィストリング・ストレイツ)は現地時間13日、日没サスペンデッドとなっていた第1ラウンドの続きと第2ラウンドの競技を行った。しかし天候不良で進行が遅れ、夕刻には濃霧のためプレー続行不可能となり2日連続サスペンデッドが決定した。

 暫定ながら単独トップに立つクーチャーは、第1ラウンドで67、第2ラウンドを69にスコアをまとめ、通算8アンダーで後続に1打差をつけトーナメントをリード。前週のWGC-ブリヂストン招待でも優勝戦線を賑わし、今季8度目のトップ10入り(9位タイ)となるなど目下絶好調。「先週は日曜日の最終ラウンドでスコアを伸ばせず残念だったけど、悪い中でも諦めず最後まで踏ん張ることができた。それが今週にもつながっている。昨日、今日とミスらしいミスがなかった」と予選ラウンドの2日間を振り返った。

 上位はいずれも第2ラウンドの競技を終えた選手で、通算7アンダー暫定2位にニック・ワットニー(米)。第2ラウンドをノーボギーの6アンダー66で回ったジェイソン・ダフナー(米)が通算5アンダー暫定3位タイにジャンプアップし、同じ暫定3位タイにブライス・モルダー(米)、ダスティン・ジョンソン(米)、ローリー・マッキルロイ(北アイルランド)、ザック・ジョンソン(米)らがつけた。

 また、2位タイの好位置で第2ラウンドをスタートしたアーニー・エルス(南ア)はスコアを2つ落とし、通算2アンダー暫定18位タイに後退。第1ラウンドで62位タイと出遅れていたミケルソンは要所でバーディを奪う好プレーを見せ、第2ラウンドで3アンダー69をマーク。エルスと同じ通算2アンダー暫定18位タイに浮上した。一方、注目のタイガー・ウッズ(米)は第2ラウンドの6ホール終えて6連続パー、通算1アンダー暫定37位タイにとどまっている。

 なお、現時点でのカットラインは通算1オーバーで、5人出場している日本勢は揃って予選通過圏外。最高位は池田勇太の通算2オーバー暫定77位タイで、石川遼は通算5オーバー暫定115位タイに低迷している。

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