波乱の全米プロ? メジャー王者が続々予選落ち
更新日:2010/08/15 11:42
掲載日:2010/08/15 11:41
前週のWGC-ブリヂストン招待でブービーの78位タイに沈み、今季メジャー最終戦の全米プロゴルフ選手権(ウィスコンシン州、ウィストリング・ストレイツ)での動向が注目されていたタイガー・ウッズ(米)は順当に決勝ラウンド進出を決めた。しかし、フィールドでは多くの歴代メジャーチャンピオンや強豪といわれる選手が予選で姿を消した。
今回の全米プロでは、先月の全英オープンで鮮烈なメジャー初制覇を飾ったルイス・ウーストハウゼン(南ア)が通算1オーバーのカットラインに1打足りず予選落ち。同じく、メジャー通算3勝を誇るパドレイ・ハリントン(アイルランド)もカットラインに1打届かず。ハリントンはこのままいくとライダーカップ出場も危ぶまれるため、今週は気合いが入っていたが、初日の出遅れが響きあと一歩のところで涙をのんだ。ウーストハウゼンも第2ラウンドで3オーバー75を叩き予選ラウンドで敗退。
その他、今年の全米オープンを制したグラエム・マクドウェル(北アイルランド/通算3オーバー)、09年全米オープン王者のルーカス・グローバー(米/通算3オーバー)、これまで5度のライダーカップ出場経験を持つセルヒオ・ガルシア(スペイン/通算3オーバー)、今季2勝を挙げ好調のジャスティン・ローズ(英/通算4オーバー)、ディフェンディング・チャンピオンのY・E・ヤン(韓/通算4オーバー)らがカットラインに及ばず予選落ちを喫した。