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P.ミケルソン、最終日『67』も世界ランクNo.1叶わず

更新日:2022/10/26 00:57
P.ミケルソン、最終日『67』も世界ランクNo.1叶わず

 

 最終日に巻き返したものの、今週もまたフィル・ミケルソン(米)は世界ランキングNo.1のチャンスを逃した。

 現地時間15日に行われた今季メジャー最終戦、全米プロゴルフ選手権(ウィスコンシン州、ウィストリング・ストレイツ)の最終ラウンド。ミケルソンは5番パー5でイーグルを奪ったほか、3連続を含む5バーディ(2ボギー)をマークして5アンダー67でフィニッシュ。これは全米プロでは、優勝した2005年大会の第2ラウンドでマークした『65』以来の好スコアだ。

「今日は満足のいくゴルフができた。これから始まるフェデックスカップのプレーオフシリーズへつながる良い流れがつくれた」と、明るい表情を浮かべたミケルソン。第3ラウンドで73を叩き48位タイに後退したが、最終ラウンドで5つスコアを伸ばし通算6アンダー12位タイまで順位を上げシーズン最後のメジャーを終えた。

「メジャーに勝てばシーズンが特別なものになる。そうなるように頑張ったんだけど、思うような結果は得られなかった。それでも今週はゴルフを楽しむことができた。素晴らしいコースで素晴らしい大会に参加できてよかったよ」と笑顔を見せたが、大会前には関節炎に悩まされていることが発覚。6月の全米オープン以前から痛みが出始め「一時は歩くのさえ困難だった」と打ち明けるが、投薬治療と食事療法で回復。全米プロの4日間を戦い抜き、「全く痛みは感じなかった」と快方に向かっていることを報告した。

 世界ランク1位のタイガー・ウッズ(米)は28位タイと復活にはほど遠い状態だが、今週も僅差でミケルソンがNo.1の座を奪還するには至っていない。だが「もう少し調子が上がれば、いずれ…」とミケルソンは近い将来のNo.1浮上に自信をのぞかせている。 (STATS-AP)

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