混戦男子ツアーを抜け出すのは!?　池田＆石川の両雄にも注目

　26日に開幕する国内男子ツアーのVanaH杯KBCオーガスタ（福岡・芥屋ゴルフ倶楽部）。ここではディフェンディング・チャンピオンの池田勇太が猛暑の九州を舞台に連覇を目指す。

　昨年は池田がプレーオフを制し逆転でシーズン2勝目を挙げており、これをきっかけに6歳年下のライバル・石川遼との白熱した賞金王争いを演じることになった。ビッグイベントが続くシーズン後半戦に弾みをつけるためにも、池田にとって今大会は重要な意味を持つ。

　もちろん、それは2年連続賞金王を狙う石川にとっても同じこと。海外と国内を勢力的に飛び回り休むことなく戦い続けてきた石川は、先週1週間休みを取り家族旅行でリフレッシュ。新たな気持ちで後半戦のスタートを切る。

　今季は週替わりでチャンピオンの顔ぶれが変わり、複数回優勝を挙げた選手はいまだゼロ。現在賞金ランク1位の藤田寛之と同2位の谷口徹との差はわずか10万円程度と混戦が続いており、誰が勝ってもおかしくない状況だ。九州の熱戦を制してライバルに差をつけるのは果たして…！?