上原彩子がコース新で38人抜き! 単独首位で最終日へ
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/09/04 18:22
国内女子ツアーのゴルフ5レディスプロゴルフトーナメントは4日、岐阜県のみずなみカントリー倶楽部を舞台に第2ラウンドの競技を行い、39位タイスタートの上原彩子がコースレコードを1打更新する9アンダー『63』をマーク。通算9アンダーまでスコアを伸ばし、順位も38人をごぼう抜きにして一気に単独首位へ躍り出た。
初日イーブンパーでやや出遅れた上原だったが、この日は出だしから絶好調。前半の2番から4連続バーディを奪って勢いに乗ると、バックナインに入っても10番、11番を連続バーディとしてリーダーボードを駆け上がる。その後パーが3つ続いたものの、15番、16番で再び連続バーディ。最終18番ではカラーからの5メートルをねじ込み会心のバーディフィニッシュ。ノーボギーの安定感を見せながら9つのバーディを積み重ね、見事に大会コース記録を塗り替えた。トーナメントリーダーとして迎える最終日では今季初優勝、そして昨年3月のヨコハマタイヤゴルフトーナメント以来となるツアー通算3勝目を目指す。
トップの上原と1打差の2位タイには初日首位タイの飯島茜と、2日連続4アンダー68で回ったイム・ウナ(韓)。通算7アンダー4位タイにディフェンディング・チャンピオンの諸見里しのぶ、左ひじの故障から約1年ぶりのツアー出場となる大山志保、馬場ゆかり、テレサ・ルー(台)が続き、通算6アンダー8位タイに服部真夕、森田理香子ら5人がつけている。また、先週のニトリレディスゴルフトーナメントで40歳346日というツアー史上3番目の年長優勝を飾った鬼澤信子は、通算4アンダー16位タイ。首位と5打差の位置から2週連続優勝を狙う。