連覇を狙う諸見里、ライバルと同組対決!
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/09/08 15:16
諸見里しのぶが、ライバルたちとの同組対決をエネルギーに変えて国内メジャー大会連覇を狙う。
国内女子メジャー第2戦、日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯が9日、グランデージゴルフ倶楽部(奈良県)を舞台に開幕する。ディフェンディング・チャンピオンとして臨む諸見里だが、今季はここまで勝ち星に見放されている。
昨年の同大会では、2日目を終えて単独首位に立ち、そのまま2打差で最終日へ。最終日は出だしで崩れかけたがあせらずに自分のゴルフを展開する。追ってくるはずの相手が次々に崩れる中、落ち着いたプレーを見せ、2位に6打差の圧勝。シーズン6勝目を挙げて賞金レースを大きくリードした。そのいいイメージの残る大会で、何とか今季初優勝をもぎ取り、シーズン終盤の原動力にしたい。
予選ラウンドで一緒にプレーするのは、今年の春先まで同じ江連忠コーチ門下で一緒に腕を磨いた同い年の上田桃子と、現在賞金ランキング首位に立つルーキーのアン・ソンジュ(韓)。いずれも負けられない相手とあって、諸見里の闘志に火がつくのは間違いない。
もちろん横峯、不動裕理、福嶋晃子、有村智恵、飯島茜ら好調の面々と、先週左ひじ負傷から約1年ぶりに復帰して9位タイに入った2006年賞金女王の大山志保らも参戦。平城遷都1300年記念行事の一環として、初めて奈良県で開催される大会を盛り上げる。