J.M.ララがプレーオフ制し4年ぶりV! 全米王者は3位タイ終戦
更新日:2010/09/20 10:39
掲載日:2010/09/20 10:31
最終日に10バーディの猛チャージを見せたホセ・マニュエル・ララ(スペイン)がデビッド・リン(英)とのプレーオフを制し、逆転で4年ぶりの優勝を飾った。
欧州ツアーのオーストリア・ゴルフオープン(オーストリア、ダイヤモンドCC)は現地時間19日、最終ラウンドの競技を終了。通算17アンダーで並んだララとリンがプレーオフを戦い、サドンデス1ホール目でティーショットを右のラフに打ち込みボギーを叩いたリンに対し、無難にパーをセーブしたララが栄冠に輝いた。
つい2週間ほど前、9試合連続予選落ちを喫して来季のシード権確保に黄信号が灯っていたララ。しかし、前週のKLMオープン最終日に65の好スコアをマークしたことが大きな自信となり、今週、06年のUBS香港オープン以来となるツアー通算2勝目を挙げたのだ。
「KLMオープンの最終日でショットがすごく良かったのが自信になった。調子が上がってきたのも確かだけど、まさか優勝出来るなんて…。(8位タイスタートの)今日は後ろから追いかける立場だったから、自分のやるべきことをきっちりやろうと思っていた。スペインで支えてくれた大勢の人に感謝したい。とにかく最高の気分だ」と喜びを口にしたララ。今回の優勝で賞金ランクも93位に浮上し、同ランク115位までに与えられる来季シード権はほぼ安泰。あとはシーズン最終戦のドバイ世界選手権(賞金ランク上位60名までが出場)への切符も手にしたいところだ。
一方、注目の全米オープン王者グレアム・マクドウェル(北アイルランド)は、通算14アンダー3位タイでプレーオフ進出に3打足りず終戦。ライダーカップ欧州チームのメンバー、ミゲール・A・ヒメネス(スペイン)は通算9アンダー15位タイで4日間の競技を終えている。