G.ホールバーグ、『61』で記録的逆転初V達成!
更新日:2010/10/04 16:13
掲載日:2010/10/04 12:02
シニアの強豪を相手にツアー未勝利のゲーリー・ホールバーグ(米)が記録破りの逆転勝利をもぎ取った。
米チャンピオンズツアーのエンシュア・クラシック at ロックバーン(ノースカロライナ州ロックバーンG&S)は現地時間3日に最終ラウンドを行い、この日10位タイからスタートしたホールバーグが1イーグル、9バーディの11アンダー61と大爆発。先にホールアウトしていたボブ・ツウェー(米)が62のトーナメントレコードをマークする中、それを上回る『61』をたたき出し、ホールバーグ本人も「信じられない」と驚愕の表情。通算18アンダーまでスコアを伸ばし、2位のフレッド・カプルス(米)に1打差、3位のベルンハルト・ランガー(独)に2打差をつけ、同ツアー初優勝を果たした。
「上にはカプルスがいて、さらにランガーも…。そんな状況で自分がまさか優勝するなんて思いもしなかった。どうやったら自分にチャンスがあるのか知りたいぐらいだったよ」と、興奮を隠しれないホールバーグ。逆転で賞金王を狙うシニアルーキーのカプルスと3年連続賞金王を目指すランガーも決して悪いプレーをしたわけではなく、ともに5アンダー67とスコアを伸ばしたが、「勝てるわけがない」と無欲で自分のゴルフに集中したホールバーグが強豪2人を抑えて見事栄冠を勝ち取ったのだ。
一方、裏で行われていたレギュラーツアーのバイキング・クラシックで息子(ビル)が優勝を飾ったジェイ・ハース(米)は、通算8アンダー17位タイにとどまった。また、尾崎直道は最終日6バーディ、3ボギーの3アンダー69で回り、通算3アンダー42位タイで3日間の競技を終えている。